オートバイ総記(青とウロウロ)

青さん(GSR250S)との極上の日々(^O^)/を不定期に綴っています。

九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その4

<10月18日(金)>

 真夜中の浸水事件があった割には,気持ちのいい目覚めになりました。

 テントのフライシートを打つ雨音をぼんやりしながら聞いているのは,実に幸せな気分です。

 しかし,いつまでもそんなことをしていられません。

 シュラフの周りには,ずぶ濡れのタオルや衣類が堤防のように積み上げられています。

 さてさて,こいつらをどうしたものか~?

 何とか濡れた物たちの水分を絞りたいところですが,聞こえる雨音から察するところ,外は結構な降りのようです。外に出たら,今以上に濡れてしまう可能性が高い・・・。

 とりあえず,まだ浸水被害から免れているシュラフマットの上でレインウエアを着て,それからシュラフをたたみ,ヘルメットや濡らしたくない小物などと一緒に防水バッグに詰め込んでテントの隅に移動させます。

 そして,大きなレジ袋の中に一番大きなタオルを敷き,その中で濡れたタオルや衣類を絞って水分を少しでも減らしてから,大きなゴミ袋に詰め込みます。

 足だけをテントから出してブーツを履き,そのままテント内に四つん這いになってシュラフマットをたためば,なんとかテントの外に荷物を運び出す準備ができました。

 さあ,一晩中雨に打たれた青さん(GSR250S)は大丈夫だったのでしょうか?

 ・・・大丈夫でした。倒れることもなく,エンジンもちゃんとかかります。よかった~~~(^O^)

 では,テント内の荷物を積み込んで,テントの撤収にかかりましょう。

 いい感じで雨も少し小降りになってきました。

 まずは,濡れた衣類やタオルを左側のサイドバッグに収納しようとサイドバッグのレインカバーを外してファスナーを開けたところ,中から「ざあー!」っと雨水がこぼれ出てきました(;・∀・)

 こうならないようにとレインカバーをかけておいたのに~~~(-_-;)

 うあ~大変や!っと思って右側のバッグも開けてみると,あらら~,こちらは全く濡れていません。

 どうやら,サイドスタンドを使ったことで車体が左に傾いて,左側バッグのレインカバーに覆われていない部分やバッグの固定ベルトを伝って雨水が侵入したようです。昨夜,呼子から帰ってきて駐車するときにもう少し考えるべきでした・・・。

 まあ荷物は何も入れておらずバッグの中が濡れただけなので,水分をタオル(これも濡れていますが(笑))でふき取り,あらためて濡れてクタクタになったタオルや衣類を詰め込みました。

 それにしても,これだけの雨水がしみ込んできた生地なんだから,同じようにしみ出してくれてもよかろうに! なぜにバッグ内に溜まっているのか! そこが納得できない! ・・・ってまあそういうものなんでしょうね(;'∀')。

 これは次回からのツーリングの時に十分に気を付けるようにしましょう。いい勉強になりました(笑)

 次に,テントから出した荷物をサイドバッグやトップボックスに入れて,入らないものはシートの上に積み上げて,さあこれでテントの中は空になりました。

 テント本体をたたんで片付けていきましょう。

 しかしこれが雨の中だと本当に大変な作業でした。

 ショックコードが緩くなったポールがスレーブ内で抜けてバラバラになるし,たたみ始めるとテント生地が雨で濡れてくっつく・・・。くっつくくせに風が吹くとめくれ上がる・・・,めくれ上がらないように抑えていると風であおられたバイクのシート上の荷物が地面に落ちる・・・。

 もう,てんやわんや~!

 撤収の段取りについては,もっと練習したおくべきでした。反省反省。

 でもまあなんとか青さんの背中にすべての荷物をくくりつけることができました。

 さあさあ,それでは今日も楽しく走りましょう(^O^)/と気合いを入れたところで,またしても雨が強くなり,ほとんど大雨状態に(-_-;)

 

 とにかくここから脱出して,走り始めましょう。

 今日はまずR204から県道347号に入って唐津市の「虹の松原」の中を走ります。

 朝9:00。「虹の松原」の西の入口に到着(^O^)

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 ここからおよそ4kmに渡って松の木のトンネルが続きます。

 たくさんの松の木が重なって道の両側に壁のようになっていて,まさにトンネルって感じです。
 右を見たり,左を見たり,上を見たり・・・。松たちに守られてる感があって,こんな天気でも楽しい楽しい!!
 ただこの道路は幹線道路というか抜け道というか,結構な交通量で,しかもみなさんがなかなかのスピードで走っていて,こちらが「楽しい,楽しい!」なんて言いながら速度を落とそうものならすぐに車間を詰められたり追い越しをかけられたりして,平日の昼間からヨタヨタ走っているお気楽な旅行者にはやや厳しい走行環境でした(;^_^A

 で,たまらず途中の広場(公園)に停車して,少し休憩。

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 緑のトンネルに青さんのブルーのボディが映えますね~

 

 雨も少し小降りになってきました。このまま止んでくれないかなぁ~

 

 この後は,今日のメイン,「大宰府天満宮」に参拝します。

 ここからは,R202に戻って,二丈浜玉道路から今宿道路を通って,上深江交差点を右折して県道49号を進みます。

 それから,末永の交差点を右折して県道56号に入り,途中R263区間を挟んで,県道56号をひたすら東に向かいます。道は途中から県道575号に変わり,更に松木瀬戸の交差点を右折して県道580号に,でもすぐに塚原台の交差点で右折して県道505号を進みますが,朱雀大路交差点でR3へとまたまた右折という具合に目まぐるしく変わっていきます。

 でもまあこれで大きな国道に出たので,このまま太宰府天満宮かと思いきや,君畑交差点で更に左折して県道35号に入り,やっとのことで大宰府駐車センターに到着(^O^)/

 しかしまあこれが本当に長い道のりで,道中コンビニで朝食をとったり,トイレ休憩したりもあったため,虹ノ松原を9時半頃に出発して,大宰府に到着したのは11時半を過ぎていました。

 この間,雨は強くなったり弱くなったりしながらですが,ずっと降り続いていて,ただでさえ初めての道は緊張するのに,視界の悪さやスリップなどにも注意しながらの走行が続き,60km程度の距離なのですが,ほんとにホントに疲れました(;^_^A
 全身ずぶ濡れですが,このまま参拝するのもちょっと気が引けたので,とりあえずレインウエアは脱いで少しだけ身軽な服装になって傘をさして大宰府天満宮に向かいました。

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 西鉄 太宰府駅です(^^)/

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 雨の中,修学旅行生や外国の方,おじいさんおばあさん,おっちゃんおばはん,本当にたくさんの方が通りいっぱいに歩いています。

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 この橋を渡り始めたあたりから,めっちゃ雨が強くなってきました。

 まさに土砂降り状態ですが,修学旅行生の中には傘をささずに歩いている生徒(ほとんどが男子)が結構います。先ほどまではほとんど止んでいたので,油断してバスの中に傘を置いてきてしまったのでしょうか?

 雨の中,楼門に到着。

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 立派な竜が乗った楼門です。

 こんな雨の中でも,参拝の順番待ちの列ができています。

 少し待って,菅原道真公に,今までの諸々についてのお礼と,これからの無事をお願いをしました。

 いくら学問の神様とはいえ,このぼんくら頭のおじさんから,いまさら学業というか,学問や知識など頭を使うことについてお願いされてもお困りになるでしょうから,この程度のぼんくら状態で止まらせていただいていることに対してお礼を申し上げるだけにしておきます(笑)
 で,お参りの後は,めっちゃ楽しみにしていた焼きたての「梅が枝餅」をいただくことにします。

 いっぱいお店があって悩みましたが,悩んでいても仕方ないので,エイヤ!っと,このお店「寺田屋」さんに決定。

 まずは2個購入。さっそく店先でいただきます。

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 うまい~~~(^O^)

 みんなに食べてほしいのでお土産にしようと思い,お店の人に聞くと「店先で焼いているものは日持ちがしない」とのこと。

 仕方ないので,自宅で食べる分として10個だけを買いました。

 みなさん方には,日持ちのする「おせんべい」を買って帰ることにします(笑)。

 

 駐車場に戻ると,雨の中,青さんがポツンとたたずんでいます。

 「待たせたね」っと,出発準備にかかります。

 ずぶ濡れのレインウエアをもう一度着るのはうんざりですが,傘をさして走るわけにもいきません。

 お土産をトップボックスに丁寧に入れて,かわりに取り出したヘルメットを被り,グローブを着けたら,さあ後はも門司新港まで一気!と行きたいところですが,道中で青さんにもランチをとっていただかないといけませんし,休憩も必要です。

 今,12時40分過ぎ。新門司港までは,県道65号線に出て,出雲交差点を左折してR200に入り北上,バイパス入口交差点で右折して八木山バイパス(R201)をどんどん東に向かいます。清瀬橋交差点でR201と別れてR322を北上,新道寺小学校北の交差点で県道256号へと右折してしばらく進み,堀越交差点を右折,すぐに「岳の観音トンネル」を抜け,そのまま門司へのバイパスをひたすら走ります。

 これがまた大宰府への道と同じように,長くて厳しい(-_-;)

 ずっと雨も続いているし,カーブがきつかったり,アップダウンがあったり,広い道に出たなあって思ってたら周りはみんなめっちゃ飛ばすし~~~,反対に渋滞もあったし・・・。

 しかも,なかなかお目当てのガソリンスタンドが見当たらない。というか,見つけても広い道路の反対側だったり,トラックの陰で見つけるのが遅くて止まれなかったりと,入るタイミングがつかめない。

 そうこうするうちに,青さんのガソリンの残量計が点滅し始め,気持ちはどんどん焦っていきます。

 やっとのことで,小倉の沼というあたりでガソリンスタンドを発見。青さん,お疲れ様,お腹へったでしょう。

 

 昨日の軍艦島の近くのガソリンスタンドからここまでの走行距離:322.5km。給油量:10.71リットル。てことで燃費は,30.1km/リットル。この雨の中,渋滞にもあったりする中,30km/リットルをキープしたのは,すごい! 青さん,よくがんばったよ(^O^)/

 

 ここからもう少し頑張って,午後3時過ぎ,新門司港に到着(^O^)/

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 いろいろと焦ることもあったけど,菅原公のおかげもあって,なんとか無事に到着できました(^O^)。

 太宰府天満宮から,時間にして約2時間20分,距離にして約75km。よく頑張りました(^O^)/

 本当は,最初の計画では,ここに午後1時に到着してから,九州最北端あたりを見に行く(貨物ヤードになっていて最北端部分には一般人は立ち入れないそうです)予定でしたが,さすがに「もういい~」って感じです。

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 あとは,午後5時発のフェリーに乗るだけにします。

 待機場所では,隣に憧れのCB1300SB(^O^)。そのあとも,BMWやらハーレーやらFJR1300やらと大型バイクがどんどんやってきます。

 250ccは青さんだけ。でもたくさんの大型バイクに囲まれても,このキリッと引き締まったウエストや目もさめるようなブルーのグラマラスボディなど,青さんは十分個性を発揮していると思いましたよ。

 そうこうしているうちに乗船が始まり,私はまたまたベッドでのミニ飲み会を催し,心地よい酔いと疲れに包まれて,いつしか眠りに落ちていきました(飲み会の前にお風呂にはいきましたよ。さすがに冷えた体は温めないとね(笑))。

 

 4日目の走行距離:157.7km  雨の中,本当によく頑張りました。自分と,そして青さんをほめてやりたい(^O^)

 

 翌朝(10月19日)5時30分。予定通りにフェリーは大阪南港に到着。

 ここから自宅まで,朝のラッシュが始まるまでにできるだけ進みたい。でも,行きしに高速道路で大変な目にあった(自業自得ですが)ため,ここは下道で帰ることにします。

 って,これがさすが大阪。こんな早朝なのに結構クルマが走ってて,しかもどんどん増えてくる,焦る~(;^_^A

 でもまあ,なんだかんだ言いながらも,午前9時前には自宅に到着。

 

 今回は,九州北部4県をダアー!っと走り抜けた(それも雨の中を)わけですが,正直,もっとゆっくりいろんなところを楽しみたかったですね。まあそんなゆっくりしてたら1か月あっても足りなかったと思いますが・・・。

 ただ,テント泊,無料キャンプ場ってのが,結構ツーリングの楽しみになってきているのが本当にうれしくって,また次回のツーリングもキャンプ中心で計画したいなと心底思いました(^O^)/

 

 5日目の走行距離:81.5km

 

 昨日の小倉での給油から自宅近くのガソリンスタンドまでの距離:89.7km。給油量:3.20リットル。燃費は,28.0km/リットル。

 

 全行程の総距離:995.5km

 全給油量:29.99リットル

 トータル燃費:33.2km/リットル

 

 やったね! 青さん(^O^)/

 

                             おしまい

 

九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その3

<10月17日(木)>

 午前6時・・・天幕泊の朝は,本当にいつも気持ちがいい(^O^)。

 テントから這い出してごそごそしていると,見事な朝焼けが!

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 さあ,今日も気持ちよくツーリングが始められそうです。

 まずは,買い置きしてあったコッペパン2個の朝食。

 この時のためにと阿蘇で買ったコーヒー豆を道中で紛失しちゃったので(自業自得ですが・・・),飲み物は冷たい「阿蘇の天然水」(-_-;)だけ・・・。

 でもまあ,このロケーションを眺めながらの朝食は,十分贅沢です。

 朝食後,荷物を整理して「さあテントをたたもうかな」って考えながらも,ぼぉ~ってしていると,昨夜,奥の橋の下にテントを張っていたバイク氏が早くも出発準備を整えて近寄ってこられました。

 今日は,これから熊本に出て阿蘇山方面へ向かうとのこと。私とは逆ルートです。昨日の阿蘇やまなみハイウェイのすばらしさを少し自慢していたところ,「それなら早く見にいきたいですね。今日はもう少ししたら,西の方から雨が降りだすようなので,早めに東(阿蘇方面)に向けて出発します。では~」と。

 軽快に走り去っているいくバイク(Honda FTR223かな?)の後部ボックスには「日本一周中」の張り紙が!

 うらやましいです。ほんと,私もいつか出かけたい,日本一周(^O^)/

 いつ出発して,どこをどう走ってきて,阿蘇の後はどう走っていくのか,何にも聞くことはできなかったけど,頑張ってくださいね~!!

 しかし,うらやましてがってばかりはいられません!!!

 昨夜,寝る前に確認したYahoo天気では,今日も雨は降らないとのことだったのに,今のバイク氏の話では,今にも降りだしそうな感じ(;^ω^)

 とりあえず,荷物を整理して,テントをたたんで,出発の準備をしましょう。

 今日の予定は,鬼池港からフェリーで島原半島口之津港に渡るところからスタートです。

 フェリーの出港時刻は,8時。

 荷物をまとめて,一切合切を青さん(GSR250S)の背中に括り付け終わったのが,7時過ぎ。

 もう少し作業が早く終われたら,1本早いフェリーに乗れたかも・・・。

 もっと早く撤収できるようにならないとなあ~(この撤収作業のどん臭さが後々悲劇を生むことに…)。

 

 まあ,それでもきちんと荷物は積めたし(昨日のコーヒー豆紛失事件のこともあるので荷物はいつも以上に慎重にパッキングしました!),まだ空には青い部分も多いので,まずは気分よく,出発出発(^O^)/

 

 天草鬼池港は,すぐ近く。5分ほどで到着。

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 乗船券を購入します。

 青さん込みで,¥1,150-。フェリーを使わずに島原半島まで走ることを考えると,これはかなりコスパがいいのではないでしょうか?

 しばらくすると乗船開始のアナウンスがあり,待機場所へ移動。バイクは青さんだけ。車が数台乗り込んだ後に続いて乗船です。

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 隅っこの方に1台だけ。寂しそうだけど,出港後は一緒にいることはできません(あたりまえか)。しばらくの我慢ですよ,青さん(^O^)

 ほどなく船は出港。船内では,後部デッキの椅子に座って,遠ざかる天草を眺めていました。

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 今回は時間の関係もあって,ほとんど通過しただけとなってしまいましたが,いつかまた再訪して,ぐるっとのんびり走ってみたいですね。宿泊場所については,最高のロケーションのキャンプ場がありますし,しかも無料,タダです(笑)

 なんてことを考えてると,すぐに到着を知らせるアナウンスが・・・。乗船時間は30分ほどでした。

 青さんのもとに戻ると,すぐ後ろにもう一台バイクが! 少し派手めのリトルカブかな?(車種には疎いので,違ってたらごめんなさい)。私より少し年長っぽいおじさんが黙々と出発準備をしています。目が合ったので会釈をして,私も素早く出発準備にかかります。

 と,すぐにゲートが開いて車が出ていきます。おじさんのリトルカブも「お先に~」って感じで走り去り,船内に残っているのは私と青さんだけ。少し焦ります。でもここであわてると,立ちごけやスリップ転倒など,絶対にやりたくないアクシデントを起こすことになりかねません。慎重に慎重に!

 ・・・,少しぎこちない走りになりましたが,無事,下船することができました(;^ω^)。

 さて,これから橘湾沿いにR251を走り,「切通」というところからR34→R499と乗り継いで,「野母崎」方面に向かいます。

 知ってる方はこれだけでピンっときますよね。

 そう,「軍艦島」を見るというのも今回のツーリングの目的のひとつなんです。

 少し雲が厚くなってきたので,早々に出発しましょう。

 

 この区間は,思っていた以上に車が多く,というか,遅めの車が入れ替わり立ち代わり,ずっと前を走る状況が続いたことで,かなり時間がかかりました。

 90kmほどの距離を約2時間半(-_-;)。なかなかに疲れました。でもまあ,そんなにペースが悪かったわけじゃないんですね。でも疲れた~~~。

 ってことで,11時過ぎに「軍艦島」が見えるポイントに出ました。

 が! そのタイミングで雨がポツポツとシールドに!!

 「やばい!」。

 早く軍艦島のビューポイントがある「野母崎総合運動公園」に行かないと!!

 公園に着いた途端,ジャーって感じで本気の雨になりました。

 「どこか雨宿りできるところはないか」と見まわしましたが,屋根付きのバイク置き場があるはずもなく,仕方なく事務所の軒先に青さんを突っ込んでみましたが,半分以上が雨にさらされる状況(-_-;)。

 まあ雨に降られるのは慣れてるし,それも見越して今朝は入念に荷物をパッケージしたので,多少の雨は心配無用だあ~(^O^)/

 10分ほど雨宿りして,少し小降りになったので,歩いて展望台に行って軍艦島を眺めましたが,ここに来る途中の国道からの眺めの方がよかったような・・・。

 ここだと青さんも一緒に写真におさめることもできないので,この小降りの間に先ほどの国道まで戻ることにします。

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 うん,やっぱりこっちのほうが軍艦っぽい(笑)

 では,青さんとのツーショ~~~ット!

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 軍艦島は,写真集を見たり,ルポを読んだりして,すごく興味があったのですが,こうして実際に遠望すると,もっと近くで,できれば自分の足でその地を踏みしめてみたいと思いました。

 

 さてこれから,当初の予定では本土最西端の「神崎鼻(コウザキバナ)」に向かう計画でしたが,なぜか1時間半以上遅れています。

 計画どおりに神崎鼻を回っていくと,キャンプ場に到着するのは6時頃になりそう(-_-;)

 この雨の中,暗くなった,それも初めて行くキャンプ場でテントを張るのは避けたい・・・ということで,甚だ残念ですが,神崎鼻はパスして,今夜の宿泊地,唐津市の「七つ釜公園キャンプ場」に向かうことにします。

 

 もうすぐお昼ですが,これだけ雨に濡れちゃうとさすがにコンビニにも入りにくく,まあ自分の昼飯ぐらいは抜いても大丈夫(今夜は呼子で贅沢をする予定だし)なのですが,青さんは空腹になるとうんともすんとも言ってくれなくなるので,早めにお昼ご飯をとっていただくことにします。

 高浜海水浴場の近くのガソリンスタンドで給油。

 昨日の阿蘇のガソリンスタンドからここまでの走行距離:261.6km。給油量:6.70リットル。てことで燃費は,39.0km/リットル!!! 実に素晴らしい(^O^)/

 

 ここからは,長崎ICから長崎自動車道に乗って,多久ICで厳木多久有料道路に入って牧瀬ICを出て,R203の磐木バイパスからR202,R204の唐津バイパスを走って,「七つ釜公園キャンプ場」を目指します。

 途中,武雄や伊万里を通過するということで,時間があれば,図書館を見てみたいところですが,今回は時間がぎりぎり,しかも雨でずぶ濡れの姿では図書館に入るのは気が引けるということで,これも残念ながら次に来た時にということにします(-_-;)。

 道中は,雨が強くなったり小降りになったりを繰り返す中,かなりの部分を高速道路や整備されたバイパスというハイペースになる区間を走ったため,緊張の連続を強いられ,安定性の高い青さん(GSR250S)とのツーリングとは言え,さすがにかなり疲れました。

 

 それでも頑張ったおかけで,3時前にはキャンプ場に到着。

 恥ずかしながらここでも,テント場がどこかわからず,雨の中,うろうろ(;^ω^)。

 テント場を尋ねようにも,全然ヒトが見当たらないので,とりあえずテントが張れそうな空き地を見つけてテントを張ることにしました(結果的にそこがテント場だったようです)。

 空き地のどこにテントを張ろうかと見まわすと,真ん中あたりに背の低い木がたくさん植えられているところがあり,その常緑の葉にさえぎられて木の下はあまり雨に濡れていないようです(^O^)/

 そのあたりにはテントを張った跡も残っているし,ここなら多少の雨でも大丈夫なのではないか!ということで早速テント設営開始(^O^)/

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 設営完了(^O^)。だいぶスムーズに張れるようになってきました。

 そこそこの雨が降っているのですが,フライシートにはあまり雨が当たっていません。うんうん,いい感じ。

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 目の前には玄界灘が広がっています。さらに・・・

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 プライベートぶらんこまであります(^O^)/

 

 テント設営も終わってホッとしたら,さすがに空腹感が激しく押し寄せてきました(;^ω^)。

 ではでは,夕食には少し早いですが,長男一押しの「呼子イカ」を味わいに出発しましょう。

 

 呼子までは,雨の中と言っても15分ほどで到着します。

 いろいろとネットで調べて,「河太郎呼子店」に突入することに・・・。

 お店の前にバイクを停めて,さあいざ入店と思ったところ,入り口に板さん風の方がおられて「今日のイカはもうなくなったから閉店だよ」とのこと。

 おお~⤵ なんということか・・・⤵⤵⤵

 でもまあ仕方がないですね。人気店のようなので,このような中途半端な時間に来た自分が悪いんですね。

 じゃあ,他の店にしましょう。どうせここまで来たのだから,呼子大橋も渡りたいので,その先にある「いか道楽」さんに狙いを定めます。

 ここからは対岸に見えるほどの距離なのですが,ぐるっと呼子大橋を渡って行かなければなりません。

 呼子大橋は,両サイドに玄界灘を見下ろす,なかなかに立派な橋です。

 橋を渡って「いか道楽」さんまでは,すぐです。

 だんだん雨が強くなります。

 お店に着いた時には,ほぼ大雨。入口の前でレインウエアを脱いだり,ヘルメットをタオルで拭いたりして,バタバタと入店。
 この大雨の中,わざわざバイクでやってくるお客さんにお店の人も困ったような気の毒そうな表情を浮かべています。

 と思いきや,着席して注文しようとしたときに意外な一言が・・・。

「活きイカはないんですよ。天候不良でもう1か月くらい漁に出れてないので・・・」と。

 先ほどの困ったような顔は,そういう意味だったんですね(-_-;)

 話をお聞きすると,9月の台風以降,ずっと天気が安定せず,全く漁に出れてないとのこと。こんなことは今まで経験したことがなく,どこのお店も新鮮なイカ仕入れられなく困っているそうです。

 しかし,わざわざ滋賀県から雨の中をバイクで(まあ,こっちの勝手ですが・・・)やってきたのですよ!なんとかならないのですかーーー!! 

・・・とまあ,声を荒げても仕方がない。大人の対応をしましょう。

 とは言っても,空腹は極限状態だし,ここまで来てイカを食べずに帰るのも甚だ悔しいので,

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「いか三拍子定食」2,500円(税込2,750円)をいただくことにしました。

 イカの刺身,イカしゅうまい,イカ天など,とてもとても美味しかったです。通常の定食でこんなにおいしいんだから,活きイカはどれほどおいしいんでしょうね?
 これはぜひリベンジしなければ・・・

 お会計を済ませて,レインウエアを着て,ヘルメットを被って,一人で待っていた青さんのもとへ。

 結局,時間が中途半端ってこともあったんでしょうが,ほかのお客さんが来ることもありませんでした。

 みなさん,よくご存じなんでしょうね「今,呼子では活きイカはでないよ」って。

 もう少しきちんと調べてから来るべきでした。その点は,反省反省(-_-;)

 まあでも,お腹は膨れたし,外はだいぶ暗くなってきたので,さっさとテントに戻って,さっさと寝酒を楽しんで,さっさと寝ることにします。

 

 3日目の走行距離:263.0km ずっと雨だったので,疲れた割に距離は延びてなかったですね(;^_^A

 

 さてさて,明日の旅は(天気は),どうなるでしょう?

 

 と続きたいところでしたが,実は真夜中に大変なことが・・・!

 

 寝酒が効いて気持ちよく眠りについたのですが,午前1時頃,少し蒸し暑さを感じて,シュラフから上半身を出して寝返りをうったところ,左の肘あたりに妙な冷たさを感じたのです。

 そっと右手で左の肘あたりを触ると,ぐっしょりと濡れています。

 そのまま左肘の置かれていたあたりの床面をさぐると,ぴちゃぴちゃと水の感触が!!!

 「やばい! テントの中に水たまりができてる!!」

 すぐに跳ね起きて確認したところ,体やシュラフは左肘を除いて今のところ濡れてはいないようです。シュラフマットの厚みのおかげで水没から逃れたようです。

 ヘルメットやジャケット,スマホやライト類などの電気製品,財布や免許証等の貴重品などは荷物の上の方に置いていたので無事のようです。

 床にそのまま置いていたザックや一部の衣類は,ぐっしょりとしています。

 とりあえず応急処置として,タオルや濡れても構わないような衣類などをテント内の水たまり部分に敷き詰めます。

 これでぴちゃぴちゃの状態からは脱出できました。

 そういえば,眠りに落ちるころから「雨が強くなってきたなあ」とは感じていました。そう思いながらも,その雨音が心地よくて,それがどういう事態を引き起こすのかということに思いが至らなかった自分がバカでした。

 さあ,この後はどうするか?

 外は大雨です。おまけに真っ暗です。

 荷物を運び出して,テント内の水を流して・・・なんてことは,とてもできそうにありません。

 ということは,この状態のままで朝まで過ごすしかなさそうです。

 そうと決まれば,「まあこれ以上浸水してきたら,それはその時に考えるしかないよな」ということにして,とりあえず寝ぼけ頭をフル回転させて,シュラフマット沿いにタオルや衣類を堤防のように敷き詰めて,できるだけマット上への浸水を避けるという対策をほどこし,再度あたたかいシュラフの中にもぐり込んで,1回寝返りをうった後には,もう記憶はなくなっていました(笑)。

  さてさて,ということで私は無事に朝を迎えることはできたのでしょうか?(笑)

 

 4日目の様子は,『九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その4』に続きます。

 いつアップできるかわからないけれど・・・(笑)

 

九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その2

<10月16日(水)>

 午前5時・・・新門司港到着!

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 ゆっくり寝れたので,体調は万全です。

 さて,今日は湯布院から「やまなみハイウエイ」「ミルクロード」を使って阿蘇に向かいます。

 では,出発 (^o^)/

 

 新門司ICから九州自動車道に乗って,北九州JCTから東九州自動車道に入ります。

 朝一ということで,結構寒いです。

 フェリーの中で菓子パン2個の朝食を済ませていましたが,コーヒーが飲みたい,トイレにも行きたいということで,6:30AMに今川PAに停車。

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 熱いコーヒーで体を温めて,再スタート!

 約1時間で,由布岳PAに到着。

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 このあと,湯布院ICで高速道路を下りて,やまなみハイウエイを目指します。

 いつものようにどこをどう走っているのかわからないけど,ナビさんの言うとおりに進みます。

 だんだんと視界が広くなってきて・・・,やまなみハイウエイへ~~~

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 8:30AM 飯田高原に到着(^^)/

 まだまだ,絶景のやまなみハイウエイが続きます。

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 県道40号との交差点を過ぎてしばらく進むと,ミルクロードの入口があります。

 ここからミルクロードで「大観峰」に向かいます。

 今日は天気がいいので,阿蘇山がよく見えると思います。

 

 大観峰,到着\(^o^)/

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 阿蘇の山並みが雄大に広がります。

 青さん(GSR250S)も思わず見とれています(笑)

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 ここから,R212を南下して,JR阿蘇駅の前を通り,「阿蘇パノラマライン」で阿蘇山を登って行きます。が,中岳の噴火が続いていて,途中までしか行けないようです。

 

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大好きな風景が続きます(^O^)

 

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草千里を通過(^O^)/

秋の平日なのに,結構たくさんの人が来ています。観光バスも数台。

 

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 牛・牛・馬~(^O^)

 たまりません~~~

 

 ところで,草千里からロープウエイ乗り場の駐車場までの間にちょっとした直線道路があるのですが,前を行く車やバスの後ろ姿がなぜか霞んでよく見えません。

 車やバスの通ったところまで進むと,道路上が結構な厚みの灰に覆われているではないですか!

 そのことに気が付いた時には,すぐ近くにカーブが・・・!

 灰の積もった道路なんて走ったことがないので,ブレーキをかけていいものなのか,バイクを傾けてコーナーを曲がっていいものなのか,「こんなところでこけたくない」の一心でなんとかコーナーを曲がって駐車場へ到着。

 当然ながら駐車場の中も一面灰だらけ(;^ω^)

 めっちゃ気を使いながら,記念撮影のポジションを探します。

 で,撮れた写真がこれ↓

 

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 大迫力の阿蘇の噴煙をバックに,青さんのりりしい右後ろ姿(^O^)/

 

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  駐車場のアスファルトの上は,一面の灰の絨毯でした(;^_^A

 滑りそうで,それほど滑らない(笑)

 

 まずは,今回の目的のひとつ,阿蘇と青さんのツーショットも無事にカメラにおさめることができて大満足(^O^)

 まだ11時半ですが,朝食がパン2個ということで,かなりお腹が空いてきました。

 今日のお昼は,長男に教えてもらった阿蘇の名物「赤牛のステーキ丼」をいただくことにします。

 ここから阿蘇駅の方にいったん戻り,内牧温泉に向かいます。

 「いまきん食堂」というところが一番の有名店らしいのですが,結構な行列ができるそうなので,長男のおすすめは向かいにある「めしのやまいち」さん(^O^)/

 

 その前に,青さん(GSR250S)にもお食事を(^O^)/

 阿蘇駅の近くのエネオスで給油。

 自宅からここまでの走行距離:328.3km。給油量:9.38リットル。

 燃費は,35.0km/リットル。まずまずの成績ですね(^O^)/

 

 再スタートしてまもなく「めしのやまいち」さんに到着。

 お店のすぐ横に駐車場(共同?)もあるし,店の前には行列もできてないし,これで美味しければ文句はありません。

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 さあさあ,お店に入りましょう!・・・と,ふと向かいを見ると,

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 「いまきん食堂」さん。

 なんと今日は「定休日」!

 じゃあ仕方ないですね。心置きなく「やまいち」さんに突入できます(笑)

 

 「やまいち」さんに入ると,店内は「土足禁止」。入口で靴を脱がなければなりません。

 バイカーの方にはおわかりいただけるかと思いますが,ツーリングの時は特に安全に配慮して「ブーツ」を履いていることが多いんですね。

 そんな状況でお店の狭い玄関先でいきなり「脱げ」と言われ,一瞬入店を躊躇してしましました。でも,空腹感には勝てません。「へいへい,おっしゃる通りにブーツでも靴下でも脱がせていただきます」と,いそいそと入店させていただきました。

 

 ここは,夜は居酒屋をされているようで,お酒に合うメニューが並んでいますが,今日はバイク(当然ですが),アルコールはあきらめて「あか牛ステーキ丼」を注文。併せて「すじ煮込」も!!

 さらに,お漬物が食べ放題となっているとのことで,料理が出てくるまでの間に,お漬物をいただきます。

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 いつものことですが,欲張って取りすぎ(;^ω^)

 これだけでお腹が膨れそう(笑)

 自慢のお漬物ということで,本当においしかったです。これだけで日本酒3合はいけそうです(^O^)

 

 そうこうするうちに,メインの「あか牛ステーキ丼」と「あか牛すじ煮込」が到着。

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 味は・・・もうこれは絶品! お肉は柔らかくて,でもしっかりお肉の歯ごたえはあって,甘めのたれでごはんがすすむすすむ!!

 すじ煮込も結構な量があって,これだけで日本酒2合は大丈夫です(笑)

 

 さてさて,お肉とお漬物で大満足したので,次の目的地に向けて出発しましょうーと,お会計を済ませて,店を出ようとしたのですが,そうなんです,ブーツ問題が待ち構えていたのです。

 靴を脱いでの食事は,とても気持ちがよくて「うんうん,これもなかなかいいではないか」とお店の方針を評価しかけていたのですが,いざ食後の満腹の状態で,狭い入口(しつこい?)で前かがみになってブーツの紐を結ぶというのは,これはかなりつらい(-_-;)。

 食事中の気持ちよさをとるのか,出入りの際の気持ちよさをとるのか,まあその人次第ですね。失礼しました。

 

 さあ,ここからは,熊本市内に出て,天草を目指すのですが,その前に明日の朝の充実したコーヒータイムのために,阿蘇のコーヒー豆を購入していきましょう(^^)/

 ネットでいろいろと調べて評判のよかった「olmo.coppia」さんへ。

 隠れ家カフェという感じのお店で「コーヒー豆を売ってもらえますか?」といきなりたずねたところ「はい,いいですよ」と快くお店の方(かなり美人系)が対応してくれました(^O^)。

 

 さてこれで阿蘇をあとにして,天草のキャンプ場まで一気に走ります。

 

 熊本ICから九州自動車道に乗り松橋ICまで走り,R218→R266を通り,いよいよ天草へ。

 天草五橋をつなぐ「天草パールライン」を快調に走ります。

 ただ,途中,熊本から天草パールラインの入口まででかなり時間を要したため,当初予定していた天草の教会めぐりは無理そう,残念(-_-;)

 まっすぐキャンプ場に向かいます。

 

 今日のお宿は「若宮公園キャンプ場」(^O^)/

 島原湾に面した無料のキャンプ場です。

 若宮公園にはナビさんの案内で順調に到着できたのですが,キャンプ場の入口が見当たらない(;'∀')。

 だんだん薄暗くなってくるし,焦ります。

 バイクを降りて付近をウロウロしていると散歩風のおじさんが「バイクで来たのか?。どこから?」と声をかけてくださったので「滋賀県から来たんですよ。このあたりにキャンプ場ってないですか?」と尋ねると,「道路を挟んだ向かい側に海の方に下りる道があって,それを突き当たりまで進むとキャンプ場があるよ。夏場はバイクの人もたくさん来てたよ」とのこと。

 お礼を言って,教えてもらったとおり進むと,ありました(^^)/

 キャンプ場には,帰り支度をしているビクスクのカップルと,でっかいティピーの前でカメラとセットしているお兄ちゃんだけ。好きなところにテントが張れそうです。

 あっちこっちと,いい場所を探してウロウロ。候補地がありすぎて困ります(笑)

 でもそんなことを言っている間にも,どんどん暗さが増していくので,見晴らしのよさそうなところに急いでテントを設置。

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 そうこうしている間にカップルは帰っていき,ティピーのお兄ちゃんも海に入って熱心に写真を撮り始め,テントサイトは私一人。

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  見渡す限りの景色を独り占めです(^O^)

 炊事場はありませんが,きれいなトイレは近くにあるし,地面もきれいに整地されたふかふかの草地で寝心地も問題なし。これで無料。申し分ありません。

 ところでここでショッキングな事実が判明。

 阿蘇のカフェ「olmo.coppia」さんで購入したコーヒー豆の包みが見当たらない。袋をそのまま後部荷物のネットに挟んだまま走っていたところ,どこかで落っことしたみたいです(-_-;)

 ひきたてのコーヒーを味わおうとミルやパーコレーターを持ってきたのに,肝心の豆がないとどうしようもありません。

 明朝のコーヒーはあきらめるしかないです。残念~( ノД`)シクシク…

 でもまあ仕方がない。きちんとパッキングしなかった自分が悪いのですから・・・

 気を取り直して,日が暮れきる前に夕食にしましょう。

 今夜のメニューは,これ↓↓↓

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 ちょっとしょぼい(-_-;)

 しかもさらにもう一つショッキングな事実が判明。

 今夜のメイン「揚げ鶏のねぎ塩丼」(真ん中のやつ)を食べようとすると,蓋に「必ず温めてください」との表記があるじゃないですか!

 道中のコンビニで買ったのですが,その時レジのお兄ちゃんが「温めますか?」って。でもどうせキャンプ場に到着するまでに冷めるから「大丈夫です」って言ったところ,少し不思議そうな顔をしたんですよね~。そうか,あの表情は「バイクで走っていって,いったいどこで温めるつもりなのか?」という意味だったんですね。

 でも,新門司からずっと走ってきて,疲労困憊の私の頭と胃袋はそんな彼の疑問に気付くこともできずに,その結果,今夜はメインの料理がない,というかアルコールとおつまみしかないということになってしまったのです。

 これが自宅の近くであれば,思い切って食べてみるという選択肢もあったのですが,ここまで来てお腹をこわすというは,どう考えても避けたい,避けるべきだとの理性が働いて,大変もったいない,作った方に申し訳ないですが,そのまま処分させていただきました。

 でもまあ,お昼にたっぷり食べたので,今夜はバーボンと「陸王」があれば,気持ちよく眠れそうです(笑)

 少し冷えてきたので,テントのなかでちびちびバーボンをなめながら読書を楽しんで,「そろそろ寝ようかな。その前にトイレ」とテントから出たところ,いつの間にか帰ったのか,ティピーは撤収されていて,あらたにキャンプ場奥の橋の下にテント1張りとバイク1台が来ていました。

 みなさんのあまりの手際の良さに感心するとともに,そんなことに全く気付くこともなく読書に没頭していた自分に少し驚きましたよ。都会の雑踏の中や,郊外でもにぎやかなキャンプ場などでは,なかなかここまで集中することはできないですからね。

 トイレから帰って,もうしばらく読書をして,10時前には消灯,就寝(^O^)

 さてさて,明日はどんな旅になるでしょうか?

 

 2日目の走行距離:400.1km

 

 3日目の様子は,『九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その3』に続きます。

 

 いつアップできるかわからないけど・・・(笑)

 

九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その1

遂に,青さん(GSR250S)と九州上陸を果たしました(^O^)

 

 今年はなんやかんやとなかなか夏休みが取れずにいたのですが,なんとか10月中旬ならまとまったお休みをいただけそうということで,「ではでは・・・」と9月上旬からツーリングのコースを検討しはじめ,当初は「関東1都6県ぐるっと一周 一筆書きツーリング!」でほぼ決まり!ってなっていました。

 ところが,9月の台風15号で千葉のみなさんが大きな被害に遭われるなど,「こんなときにお気楽にツーリングなんかに行くものじゃないよね」って状況になり,計画を再検討することに・・・。

 あらためまして,被害に遭われた皆様にはお見舞いを申し上げますととともに,一日も早く元のような生活に戻れますこと心からお祈り申し上げます。

 

 で,結果的に,今年のGWに行くつもりで行けなかった「九州ツーリング」ということになったわけです(^O^)/

 まあ,あまり準備期間もない中,「ただ九州を走るだけじゃちょいと物足りない」ということで,ここのところすっかりはまっている「テント持参のキャンプツーリング」,それも今回は「無料キャンプ場に泊まろう!」で行ってやろうじゃないですか!!

 

・・・と,この判断があとあと大変ことになるわけですが・・・。

 

 この時には,そんなことを知る由もない私。

 いそいそと道具類を青さんの背中にくくりつけて,さあさあ出発出発(^O^)/

 

<10月15日(火)>

 13時に自宅を出発して,大阪南港に向かいます。

 大阪市内がややっこしくて,ちょっと心配でしたが,「まあ,高速道路でひゅい~ん!と近くまで行けばなんとかなるでしょう」と,いつものとおりYahooナビさんに全面的に道案内をお願いすることにして,出発(^O^)/

 平日の昼間,名神高速は順調に流れてます。

 ところがところが,ふと「今,豊中ICを通り過ぎたような・・・」。

 ナビさんからは何の案内もありません。???

 ハンドル上のスマホ画面を見ると,なんか白っぽい画面のまま固まってるじゃないですか!!

 なぜかフリーズしてる???

 どおりで「今日のナビさんは口数が少ないなあ」なんて頭の片隅で感じたりもしていたのですが,もっと早く気が付いてあげるべきでした^_^;

 なんてことを考えている間に,次の尼崎IC出口が迫ってきています。

 とりあえず,ここを出て,ナビさんに目を覚ましてもらって,もう一度高速道路に乗ることにしよう・・・。

 まったく初日からこれではなあ~・・・

 と我ながらあきれていたところ,大阪市内でまたしても走行レーンを間違えて,変なところで高速を降りることになってしまい,しかもそのあとナビさんがまたまた居眠りするというトラブルもあって,ぐだぐだの状態で午後4時前になんとか大阪南港に到着。

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 今回は,名門大洋フェリーで新門司港までワープです。

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 ゆっくり寝ていけるのはいいですよね~。夜通し高速で走るよりは,体力的にも費用的にもこちらの方がおすすめです。

 17時発のため,急いで乗船手続きを済ませて,近所のコンビニで夕食とアルコールを購入。

 さあ,これでいつでも大丈夫(^O^)と,待合室に戻った途端,「バイクで乗船の方は準備してください」とのアナウンスが!

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 いよいよ出発です。気分が盛り上がってきますね。

 船室は,こんな感じです↓↓↓

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 前に北海道まで渡った「新日本海フェリー」と同じようなベッドタイプをチョイスしました。

 「名門大洋フェリー」はネット予約の際に,ベッドの位置まで選べるので,とても助かります。今回は一番奥の上段ベッドを指定することができて超ラッキー\(^o^)/

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いよいよ出港です~~~

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 しばらく夕日を眺めたあと船内に戻って,まずはお風呂(^o^)

 大浴場に向かいます。

 この船のお風呂は5時から利用可能とのことで,すでに何人かの方が入っておられます。昔,コントで見た「タオルで股間をパシン!パシン!」というのを実際にやっておられる方がいて,思わず吹き出しそうになりましたよ(笑)

 決して広くはないですが,冷えた体を温めるには十分十分,大満足です。

 

 船室に戻って,本日の夕食はこれ↓↓↓

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  これだけではお腹が膨れないだろうなあって思っていたら,ビールがやたらおいしく感じて,気がつけば350ml缶を2本追加してしまい,お腹もビールでパンパン(笑)

やんわりとした気持ちのいい夜が更けていきます。

 

 そうこうするうちに船内放送で「明石海峡大橋が見えてきます」-と。

 せっかくなので,洋上からの大橋を一目見ておこうとデッキへ(^o^)/

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 見えてきました!!

 大橋の下をくぐるときは,こんな感じ↓

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 船の速度が思ったより速くて,あっという間の通過でしたが,なかなかの迫力で,これまた大満足\(^o^)/

 

 ということで,初日は,南港に到着するまでは少し苦労しましたが,「やっぱり船旅はいいなあ」と思いながら,船のエンジン音と隣のベッドの老夫婦のでっかい声の会話や咳くしゃみに包まれながら眠りにつきました(笑)

 

初日の走行距離:93.2km

 

『九州4県 雨中のキャンプツーリング(^O^)/ その2』につづきます。

いつアップできるかわからないけど・・・(笑)

 

 

 

青さん(GSR250S)プチカスタム~[シート編]

青さん(GSR250S)とは本当にたくさん走りました。
まもなく6万キロに達します😄

ラカンのリターンライダーが、まったりゆっくりツーリングするには、最高の相棒だと思います。

高速も走れるし、燃費もいいし、荷物もそこそこ積めるし、足つきがいいから多少のダートもへっちゃら~(^O^)

ほとんど不満を感じさせない青さんです😁

まあ、もう少しパワーがあったらなあ~って思うことはありますが、250ccなので、それは仕方ない。

実は一番の不満というか、本当に困っているのが、ツーリング時のお尻の痛さ!なんです。

オフ車やSSに比べたら、大したことないのかもしれませんが、クッションはそこそこちゃんとしてるのに、なぜかいつも耐え難い痛さを味わうことになってしまいます。

そこで、クッションや座布団を敷いたり、ゲルザブ風のものを付けてみたり、ウレタンフォームを買ってきてアンコ盛り風に加工してみたり・・・

それぞれにそれなりの効果はあるのですが、いまいちしっくりこないんですね。

で、初心に戻ろうって事で、シートのどこに不満を感じてたのか、よ~く思い出してみたところ・・・

青さんのシートって、かなりの前下がりなんですね。
後ろ気味に座って走り出しても、すぐにジリジリとお尻が前に滑ってっちゃう(^_^;)
その時にお尻のお肉が後ろに引っ張られた形になって、それがなんか最初の頃から嫌な感じだったんですね。

まずはそれを解消してみようってことで、1ヶ月ほど前から、シートの前あたりに滑り止めシート(100均とかで売ってるやつ)を丸めて置いて、お尻が前にズレてくるのを抑えるようにしたところ、これがなかなか快適で、お尻の痛みも緩和されたような…気もします。

ところが、よし!当面はこれで様子を見てみようと満足していたのですが、ここのところの梅雨の長雨で大変なことが発覚したのです。

滑り止めシートって、吸水性があるんです。しかも、細かい網目状になってることもあってか、なかなか乾かない😭

ということは、雨の日に乗ってしまうと、翌日に晴れていても、走っているうちに、じわっ~と水分が出てきてズボンが濡れてしまうことになります。
しかも、お尻から股間あたりだけ濡れるんですね。
若い頃なら、ははは😄っと笑い飛ばして済むかもしれませんが、そろそろシモの心配もしないといけない歳になってくると、「違うんです。シートが濡れてたんです」という説明もにわかに信じてもらえない恐れがありますよね。
真夏の晴天の下で、そんなことをぶつぶつ言っていたら、シモだけでなくアタマもヤバい!って思われちゃうかもしれません。

で、大変前置きが長くなりましたが、本日、滑り止めシートに替えて、発泡ゴムでお尻の滑り止めを作ってみました。

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とりあえずお尻が前にズレなければよし!ってことで、とても雑、というか、適当な大きさにカットしてシートの上に置いただけです。

で、メッシュカバーで被えば、完成(^O^)/

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跨った感じは、滑り止めシートのものより少し硬めですが、しっかりお尻、というか股間を支えてくれて、前にずり落ちるのを防いでくれている気がします。

当面、これで乗ってみて、少しずつ最適化を図っていきたいとおもいます。

発泡ゴムの吸水性はわかりませんが…(笑)

蔵王ダム、野洲川ダムから鈴鹿スカイラインへ。湯の山温泉名物をGETしようツーリング(^O^)/

今日は、朝から曇り空です。
でも、どこかに走りに行きたい!
もうすぐライダーの天敵、梅雨がやってきます。
もしかすると今日を逃すと、次にツーリングに行けるのは、梅雨明けになるかもしれません。

なんて考えると、もうじっとしてられません。

曇り空なんて、雨に降られながら走ることに比べたら全然快適ですもんね😊

てことで、今日は、鈴鹿スカイラインを走って、湯の山温泉名物の"あいつ"をGETしに行くことにします。


近江八幡を経由してR477を西に向かいます(^O^)/


途中、蔵王ダムで小休止。

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静かなダム湖
初めて立ち寄りましたが、いい雰囲気です。


トイレをすませてリスタート🏍

少し走ると「送迎バス」と書かれたバスに追いついちゃいました。

ここからいい感じのカーブが続くのに、ずっと30~40kmで、我慢のライディングになります。
残念~~~

でも、このカーブとアップダウン、青さん(GSR250s)のパワーと自分のテクニックを考えると、追い抜くのは自殺行為と判断。
大人しく付いて行くことにします。

ひょっとしたら、どこか広くなったところで、道を譲ってくれるかもしれませんしね😉



・・・ そんなことは全くなく、送迎バスはだらだらと走り続けてます。

仕方ないので、野洲川ダムで少し休憩(^O^)/

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狭い駐車場スペースなのに、車が3台も停まってました。
蔵王ダムは誰もいなかったのに~

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すごい迫力です(^O^)/


さて、時間稼ぎましたし、ゆるゆると走り出せばバスにもなかなか追いつかずに、コーナーを楽しめるかな~ってことで、リ・リスタート🏍

いい道、いいカーブ、適度なアップダウンを快適に走って、「さあ、鈴鹿スカイラインへ!」ってところで、先ほどの「送迎バス」に連結(^^;)

残念ですが、無茶な追い越しはダメダメ。

諦めて、一つ一つのカーブを丁寧に、ブレーキング、ライン取り、加速を繰り返して、少しでもカーブのスキルを上げることに専念しましょう😁

そうこうしてるうちに、やっと送迎バスがコースから離脱(^O^)/

やったー!
と思ったら、目的の「道の駅 菰野」にあと5Kmくらいでした(笑)


「道の駅 菰野」で、目的の"あいつ"をGET(^O^)/

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シートの上のものが"あいつ"です。

そう!
「湯の花せんべい」です。

昔はよく家にあったんですが、最近はあまり見ませんね。

中身の炭酸せんべいそのものより、この缶が印象深いんですよね。
結構、友達の家にもありましたもんね😁

ここでGETしたのは、「男はつらいよ」バージョンでした(笑)

大原ダムまで寄り道プチツーリング(^O^)/

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朝からいい天気です☀

てか、まだ5月なのに、最高気温が35度くらいになるそうです。
暑くなるのが、早過ぎ~~~

こんなに天気がいい日に、まっすぐ実家に帰るのももったいないので、少し寄り道(^O^)/

大原ダム(貯水池)あたりを回って帰ることにします(^O^)

ルートは、国道1号線をず~っと走って、蟹が坂の交差点で右折。県道129号線に入るだけ。

簡単ですね簡単ですね😊
これなら方向音痴の私でも迷わないです。
だから今日は、ナビさんの出番もありません😁

新しいインカム(デイトナ イージートーク3 )を購入したので、ナビさんの美声を聞きながらってのもいいのですが、今月はギガ死も近いので、ガマンガマン(^^;)

ところで、Yahooマップによると、県道129号線は「歴史ルート公園鹿深の道」というそうです。

壬申の乱に由来するらしいです。
名前のおかげかどうかはわかりませんが、すごくいい道です。走りやすい(^O^)/

気持ちいい!気持ちいい!!って叫んでいるうちに、あっという間に「大原ダム」に到着🤗

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誰もいません。
静かでいいですね(^O^)

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でも、ダムの上には上がれませんでした。

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立ち入り禁止(^^;)
残念~~~

まあ、仕方ない。
この景色を見られただけでも、大満足です😊

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それにしても、サイドバッグを付けた青さん(GSR250S)は、ホントにカッコいい😍


ここから、このまま鹿深の道を気持ちよく走って、これまたあっという間に、いつもの県道4号線に合流(^O^)/

走ってる限り、暑さも気にならず、最高のプチツーリングになりました😊😊😊

青さん(GSR250S) サイドバッグ装着(^O^)/

最近,キャンプツーリングのおもしろさに目覚めてしまったせいで,ツーリングの荷物がやたらと増えています。

以前なら,それこそ,財布と免許証とスマホがあれば,行った先でビジネスホテルを探して宿泊するということも可能でしたが,キャンプとなると,テント,シュラフ,マット,ストーブ(携帯用のガスコンロのことをこう呼ぶそうです。かっこいい),ガスボンベ,クッカー(キャンプ用の鍋ややかんのセットです),簡単な食器類,それからタオルや着替えなどなど・・・

それらの荷物をタンデムシート上にくくりつけて,濡らしたくないものやいざという時にすぐに取り出したいものは後部のトップケース内に入れるという形で,なんとか運搬していました。

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なんか,こんな感じになってしまいます。

見た目もですが,これ以上荷物が増えると,積載安全上もあまりよろしくなさそうですよね。


だから,もう少しスマートに,かつそこそこの積載量アップを図りたいということで,車体の両サイドに装着する「サイドケース」を購入するべく,以前からいろいろと物色していたのでした。

パニアケース」(プラスチック製のしっかりしたケース。トップケースの両サイド版みたいなもの)ということも検討したのですが,費用のことと,取り外している時も取り付けステーが付いたままになってる姿が私好みでないことから,雨天時の心配はあるのですが,布製のサイドバッグが,いまのところベターと判断しました。

そんなときに,ヤフオクで「サイドバッグ」を検索したところ,コミネの「SA-234 ハードシェルツーリングサドルバッグ Exp」なるものが,「在庫処分」と銘打って,なんと税込1万5千円で出品されているではありませんか!!!

当然,新品です。

しかも,5月14日までの落札であれば,「半額クーポン(最大\1,500-)」なるものが付くそうです。
つまり,税込3万円超の品物が,1万3500円で購入できるというのです(^O^)。

私としては,ずっとタナックスの「ツアーシェルケース2」というサイドバッグがほしくてチェックしていたのですが,性能的にはほとんど変わらない,というか,コナミの方が少し容量が多いようです。

そうなると,もうがまんできません。
当然,すぐに「ポチッ!」ですね~~~

で,昨夜,モノが届きましたので,早速,朝から装着してみました。

まず,「アタッチメントベース」というものをシートに取り付けるそうです。

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はい。取り付け完了。こんな感じになります。

で,この左右のバックルにサイドバックを取り付けていくのですが,私はお尻のムレムレを予防するため,ネット状のシートカバーを取り付けていますので,バッグ取り付けの前に,シートカバーを取り付けます。

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こうなります。

で,次にサイドバッグをアタッチメントベースのバックルに取り付けて,バッグの下部をベルトで車体に固定して,最後に両方のバッグの下部同士をベルトで接続して,完了(^O^)/

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ベルトで締めあげているだけですが,結構,がっちりと固定されています。

前から見ると,

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こんな感じ。

後ろから見ると,

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いい感じですね(^O^)

やっぱり,青さん(GSR250S)は,ドレスアップが似合います。かっこいい~~~

バッグを開けると,

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ダラ~っと荷物が落ちてきそうですが,ちゃんと荷物固定用のネットも装着されていますし,

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バッグが開きすぎないように固定するベルトも用意されています。

レインカバーも付いてますし,取り外して持ち運ぶ際のショルダーベルトまで付いています。

容量は,片側21リットルなのですが,拡張機能を備えていて,ファスナーを開くと上部が10cm程度広がり,容量も片側23リットルに増えます。 

容量が増えるのもうれしいのですが,拡張すると,なんと我がジェットヘル(SHOEI J-Cruise)を押し込むことができるのです。

布製のため,少しくらい無理に押し込んでも,うまく変形して対応してくれるようです。

プラスチック製のパニアケースでは,たぶんヘルメットは入らないと思いますので,これは本当にラッキーというか,嬉しい誤算でした(^O^)

で,まあ,せっかくなので,以前から少し憧れのあった,「サイドバッグのみ,トップケースなし」のスタイルにしてみました。

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おお~~~!

これもいいですね!!

これで,タンデムシートの上にでっかいダッフルバッグを載せて,その後ろにテントやマットをくくりつけたら,なんか「旅慣れてる!」と感じになりそうです。

次のキャンツーは,それで行こうかな~~~(^O^)/

ではでは (@^^)/~~~

熊野三山巡礼 キャンプツーリング(^O^)/ その2

多くのみなさんが10連休となったGWですが,私は仕事の関係で最長で2連休(T_T)
でも,その2連休を使って,昨年末にCB400SBを購入した長男と,三重県は熊野にキャンプツーリングに行ってきました(*^^)v

その二日目の様子です。


【5月4日(土)】

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5時半起床。

山の中の朝の空気は,本当に気持ちがいいです(^O^)

昨夜は帰ってきたのが暗くなってきてからだったので,バイクたちはサイト内に入れずに駐車場に停めておきました。
本当なら,こんな感じ (↑) にバイクとテントのツーショットが撮れたところですが,まあ仕方がないです。
暗い中,ヘタにサイトに入り込んできて,他人のテントに突っ込んだりしたら大変ですもんね。
エンジン音もそこそこしますしね・・・。

顔を洗ったり,トイレに行ったり,テント内を片づけたりしていると,やっと長男がお目覚め (6時過ぎ)。

朝食は,パンとコーヒー。

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コーヒーは,最近購入したミルとパーコレーターで!

インスタントより少し時間がかかる分,少しおいしい (ような気がする)。


朝食後は,テントほかの撤収にかかります。
予想はしていましたが,夜露でぐっしょり (^_^;)

テントをタオルで拭きながらたたんで,荷物をバッグに詰めて,それをバイクまで運んで,バイクに積み込んで,今日のコースの確認をして,暖機運転して,さあ出発 (^O^)/ !!! もう8時です!!!


今日は,これから「熊野那智大社」と「那智の滝」に参拝します。

一旦,昨日走ったR168で新宮市に出て,R42で那智に向かいます。


道路は,空いてて,快調快調(^O^)

R42を出て県道を那智大社に向かうのですが,道の両側に有料駐車場や土産物屋が並び始めたあたりから,クルマが込み始め,なかなか進みません。
しかもこんな時期に道路工事もやってて,なにか混沌とした状況になっています。

仕方がないので,止むを得ず,大変申し訳ないと思いながら (ほんまかいな~),ここはバイクの特性 (特権じゃないですよ) を活かして,クルマさんたちの右側や左側の空いているスペースをスイスイ~~~と進ませていただきます。

てことで,クルマたちには本当にすまんことですが (ほんまかいな~),アッという間に駐車場に入ることができました。

到着は,9時過ぎ。

では,早速,熊野那智大社にお参りしましょう。

って,これがなかなかの階段の連続 (^_^;)

ひ~ひ~言いながら,境内に到着 (*^^)v

でも,やっぱりというか,こんな朝からでも,

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行列~~~(^_^;)

まあそれでも,本宮大社に比べれば (って,こういうものを比べていいのか?),どうってことない行列です。
ささっとお参りして,那智の滝に向かいます。

途中,「西国第一番札所」の道標が・・・。

日頃から,西国三十三所巡りとかに特に関心があるわけではないのですが,「第一番」と聞くと,これは「行っておかなければ」という気になるものです。

道標の横の階段を上っていくと,

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西国第一番札所「青岸渡寺」。

なんか,さすが「第一番」っていう風格が感じられます。

「あっちこっちのお寺に参拝させていただいているのに,第一番様へのご挨拶がこんなに遅くなってしまい,本当に申し訳ない。申し訳ない」などと心の中で念じながら,丁寧に参拝させていただきました (^O^)。


ここから,「那智の滝」の案内表示に従って少し進むと,

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いきなり,三重塔と那智の滝が,どど~んという感じで目の前に現れました。

こんなに離れていても,やっぱり迫力がありますね。

ここから案内表示に従って,階段を下りて (これがなかなか大変。膝にくる~),10分程で滝の下,正面に到着。

ここで,特別サービスということで,記念写真を無料で撮ってくれるとのことなので,お願いをしました。
それが,これ↓

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いい記念になりました (^O^)/


さてさて,では歩いて駐車場に戻りましょう。

しかし,それにしても,暑い暑い。
結構,歩きましたものねえ~

なので,途中のお店で・・・

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黒飴ソフト~~~
まさに,「那智黒」味です。

駐車場に向かって歩いて行くと,県道から青岸渡寺に上がっていく道が渋滞で (この上の駐車場に停めると那智大社までの階段を上らなくて済むからでしょうか),そこでクルマがつかえるため,ほかのクルマがその先の駐車場まで進めずに,さらにさらに大渋滞。
その先の駐車場には空きもあるのに,残念なことです。
ガードマンでも配置したほうがいいのになあとか思いながら,徒歩でクルマを追い抜いて,バイクの待つ駐車場へ。


現在,10時45分過ぎ。

ではでは,ここから熊野市に戻って,昼食としましょう。

来た道を下って行くのですが,反対車線はずっとずっと渋滞が続いています。
下のほうの方に上の状況を説明してあげたいところですが,説明したところで,バイクならいざしらず,クルマではどうしようもないというか,絶望の気持ちのままで1~2時間,列に並んでいるしかないのだから,余計なことは言わないことにします。
でも,一番かわいそうな気持ちになったのは,バス停に下りのバスを待っている方を見つけた時です。
バスが上の駐車場まで行って,戻ってくるまでどうしようないのですからね。
まあこれも,「バスは当分来ませんよ」とお伝えしたところでどうなるものでもないので,「ごめんなさいね~」っと心の中でつぶやきながら,その前を通り過ぎたのでした。


途中,新宮市内で初めての給油(CBちゃんは2回目)。
走行距離は,昨日が272.6kmで,今日がここまでで75.0km。合計347.6km。
給油量は,8.76リットル。
燃費は・・・ 39.68km/リットル!!!
さすが青さん(^O^)



11時45分。

昼食場所の「花のいわや亭」に到着 (^O^)

すでに何組かの方が順番を待っておられます。

で,待つこと20分。席についてお目当ての「3種盛丼」のセットを注文。更に待つこと20分。

来た~~~!!!

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どんぶりだけでも,この迫力↓

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赤身・中トロ・大トロの3種盛り。

私は,マグロの刺身が特に好物ということもなく,普段,寿司屋 (回るヤツね) に行っても,ほとんどマグロ系を食べることはありません。そんなに美味しいとも思わなかったので・・・。

でも,でもでも,これはすごい!
ホントにホントに,お・い・し・い~~~

赤身なのに,たまに食べる中トロ (回るヤツね) より,中トロしてる。
中トロが大トロ並みで,大トロに至っては,口の中で体温だけで溶けていく感じ。何がなんだか,どうなったのか,わからない不思議な食感 (^O^)

これは,またあらためて家族を連れて食べに来たいって思いましたよ。まじで!


さて,食後に店を出ると,すぐ前の道路を挟んで,熊野灘が広がっています。

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七里御浜です。
30年近く前にドライブで来て感動したのですが,やっぱりいいですよね~,この風景!


お店に戻ろうと振り返ると,「日本最古 花の窟神社」との案内板が!

こうなると,先ほどと同じですね。

「第一番」とか,「最古」とかってものに,からっきし弱い。
これはもう,見るしかないというか,参拝させていただくしかないでしょう (^O^)/

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この大きな岩がご神体です。

思わず,「あっちこっちの神社に参拝させていただいているのに,日本最古様へのご挨拶がこんなに遅くなってしまい,本当に申し訳ない。申し訳ない」などと心の中でつぶやきがら,丁寧に丁寧に参拝させていただきました(^O^)。

ご神体に,そっと手で触れていると,何か大きな力をいただけたようで,何の下調べもせず,偶然見つけたという大変失礼があったにも関わらず,やさしく受け入れていただけたような気がして,本当に来てみてよかったと思いました。


さあ,お腹もふくれたし,たくさんお参りもして,パワーもいただけたので,帰路に着くことにしましょう(^O^)/

R42から紀勢自動車道に入って勢和多気ICで降りて,R368で美杉村を通って,滋賀県に帰る予定です。

伊勢自動車道は渋滞の可能性が高いため,あえて下道で。

で,どうせ下道を走るなら,日頃走らない道を通って,しかも以前から行ってみたかったJR「伊勢奥津駅」を見ていこうという計画です。


13時半に熊野市を出発。

途中,まずは紀勢道の「奥伊勢PA」で休憩。

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今回は,青さん(GSR250S)たちの写真が少なかったので,あえてPAでツーショット!


その後,道の駅「美杉」で,もう一回休憩(^O^)/

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はい。ここでも,ツーショット(^O^)/

うん,本当にいいコンビだね~


目的の「伊勢奥津駅」はすぐそこです。

で,到着(^O^)/

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はい。またまた,ツーショット(^O^)/

「雰囲気のある駅だよね~」なんて話をしていると,ちょうど,列車が入ってきたので,パチリ!

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本数が少ないのに,偶然列車が見れるなんて,やっぱり熊野の神様方のお力は,すごい!

と感心,感謝,感激しながら,帰途につきました(^O^)



  2日目走行距離 : 322.5km
  
  2日間の総走行距離 : 595.1km
  2日間の給油量 : 16.46リットル
  2日間の燃費 : 36.14km/リットル

新宮市で給油した時より少し燃費が落ちましたが,途中の紀勢道を,その名のとおり結構な「勢い」で走りましたから,250ccのバイクとしては少し燃費が落ちるのは仕方がないでしょう。

それにしても,トータル36km/リットル超えは,大したものです。
青さん! えらい!!


ということで,一泊二日だけでしたが,長男とふたりで,とてもとても楽しめた「熊野三山 キャンプツーリング」でした(^O^)/



熊野三山巡礼 キャンプツーリング(^O^)/ その1

今年のGWは,「史上初の10連休」とのことでしたが,4月の人事異動で土日祝日が休みでない職場に転勤となった私は,10連休のうち半分が仕事,残り半分は飛び飛びのお休みで,連休は最長で2連休という状況でした(T_T)。
 
その貴重な連休を使って,昨年末に白のCB400SBを購入した我が長男と,熊野三山巡礼キャンプツーリングに行ってきました(*^^)v
 
 
 
【5月3日(金)】
6時半には朝食も終わり,荷物もバイクたちにくくりつけて,さあ出発! のはずが,なぜかインカムがつながらない(T_T)
マニュアルを見ながら,最初からペアリングをやり直すも,ぜんぜんうんともすんとも言わない・・・
 
しかし,時計を見るとすでに7時を少し回りかけているじゃないですか!
こんなことばかりやっているわけにはいかない状況になってじゃないですか!
 
しかたがないので,どこか途中で時間をみつけて再度挑戦しようということにして,7時7分に出発(^O^)/
 
まずは,宇治に出て,R24から京奈和道を走り,再びR24を経てR168に入り,五條市の道の駅「吉野路大塔」を目指します。
 
約130km,3時間を予定しています。
 
道中で,奈良市のローソン奈良法華寺町店でトイレ休憩。
 
ストレッチしながら,インカムをごそごそいじくっていると,長男が「あっ! つながった!!」と。
早速,ヘルメットをかぶって会話をしてみると,めっちゃ良好に聞こえるではありませんか!!
 
いったい何がどうなっていたのか,何がいけなかったのか,何がなんだかわけがわかりませんが,まあつながったのだから,OKOKOKOKOK!!!
 
やっぱり,二人旅はインカムがないと,なんか寂しいし,楽しさが相当下がりますよね。
 
さあ,ここからはいろいろと話をしながら道の駅「吉野路大塔」に向かいましょう。
 
 
10時5分,道の駅「吉野路大塔」に到着。
 
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ほぼ予定どおり。
でも,お昼には早いし,それなのにやたらと人が多いし,こんなところでぐずぐずしていると更に人がいっぱいになって熊野に到着するのが遅れるのではと気が焦るし・・・ってことで,荷物の固定具合を確認してさっさと出発することにします。
 
以前だと,こうした休憩の際に,時間やコースの確認をしなくちゃいけなかったのが,インカムがあると走りながらたいがいのことは相談できるので,そういった意味でも助かりますよね(笑)
 
次は,熊野本宮大社の近くにある道の駅「奥熊野古道ほんぐう」です。
ここから約67km,1時間半の走行で,ちょうどお昼時の到着となる予定です。
 
 
11時45分,道の駅「奥熊野古道ほんぐう」到着(^O^)/
 
予定どおり,こちらでランチタイム。
 
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きつねうどんとめはり寿司のセットをいただきました。
 
さて次は,いよいよ熊野本宮大社です(^O^)/
 
 
12時25分,道の駅から5分程で到着。
クルマはいろいろと混雑していますが,バイクは,端っこの方で何台かバイクが停まっているあたりにいけば,なんやかんやで余裕で停められます。
この,駐車のストレスがないというのも,バイクのメリットの一つですね(^O^)
 
 
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さすがにGW,人が多い!
 
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参拝するにも,行列に並ばないといけません。
初詣みたいです(^_^;)
 
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まだまだ列は続いています。
 
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結局,最初の「証誠殿」にお参りするまでに30分以上かかりました。
 
その後,両隣の「中御前」「西御前」「東御前」「満山社」の5神殿にお参りして,お守りや交通安全のお札を購入したりで,気がつけば既に1時間経過しています。
 
次に,今回どうしても見たかったもののひとつ,「大斎原」(おおゆのはら)の大鳥居に向かいます。
 
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参道の角を曲がると,いきなりドオーン! って感じで現れます。
さすが日本一と言われる大鳥居さまですね!!
 
真下まで行って見上げて,くぐり抜けて反対側からも見上げて,帰り道で振り返ってもう一度見上げて・・・
うんうん,堪能させていただきました(^O^)
 
 
さて,時刻はもう2時近くになっています。
予定では,既に本日の宿泊地「渡瀬緑の広場キャンプ場」に到着してテント設営も済ませ,新宮市に向けて出発している時間です。
とりあえず,先を急ぎましょう。
 
といいながらも,キャンプ場の入口がわからず,周辺をウロウロして時間を浪費(T_T)
 
あわただしく受付を済ませ,場所を決めて二人分のテントを手早く設営のはずが,なんやかんやで気がつけば,間もなく午後3時。
 
これから新宮市に出て,今日中に「熊野速玉大社」と,そして今回のツーリングでどうしても見たかったもうひとつを見なければなりません。
そう絶対に見たいんです。
だから,急いで出発しましょう。
だらだらしてたら,日が暮れちゃいます。
 
ここから,熊野速玉大社までは,約35km,1時間以内で到着できるはずです。
 
 
15時55分。何とか4時までに「熊野速玉大社」に到着。
 
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ここも,行列(本宮大社に比べたらかわいいものですが・・・)
 
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さあ,お参りを済ませたら,もうひとつもお目当て。
神倉神社に向かいます(徒歩10分程度)。
 
到着(^O^)/
 
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この石段を上って,御神体「ゴトビき岩」にお参りします。
 
速玉大社のホームページによると「神倉神社は,熊野大神熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地」だそうです。
 
熊野に来た以上,ここはぜひともお参りしておきたいところです。
しかし,これがなかなかの参道 (まさに惨道(笑))。
 
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はっきり言って,よじ登るって感じの階段です(笑)
 
で,よじ登ること10分。ご神体「ゴトビキ岩」に到着(^O^)/
 
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お社の後ろの大岩が「ゴトビキ岩」です。  でっかい!
 
お社まで最後の階段を上がり,お参り。
新宮市内が一望できます。
 
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お社のすぐ隣にゴトビキ岩様がおられるので,直接手で触れることができます。
じ~っと手を触れていると,本当に体にパワーが注入されてくるようです。
うんうん,来てよかった~(階段はつらかったけど・・・)。
 
でもまあ,パワーがもらえるからって,いつまでもこの場所に居座り続けるわけにもいかないし,そろそろ日も陰り始めてきたので,下山(本当にちょっとした山を登ったような気持ちです)することにします。
 
しかし,この階段,上から見ると本当に角度が急で,ちょっと躓いたりしたら,そのまま一番下まで転がり落ちるしかないような,おそろしい階段です(笑)
 
その階段をへっぴり腰で下ってきて,また歩いて速玉大社に戻り,バイクで近くのイオンに夕食の食材を買いに行く予定でしたが,既に時刻は5時。
 
買い物を済ませ,キャンプ場に戻って,日頃やり慣れていない料理をして,さて,実際に晩飯にありつけるのは,何時頃になるんだろうって考えたら,そこは男二人のお気楽道中。
「イオンのフードコートで食って帰るってので,いいんじゃね~」ってことですぐに話がまとまり,
 
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晩御飯の「鉄板オムカレートンカツ」(^O^)/
 
でも,このまま帰って寝るだけでは,さすがにつまらないので,アルコールとおつまみを少し購入。
お風呂上がり(緑の広場キャンプ場は隣接しているクアハウス熊野本宮の施設で,キャンプを楽しみながらゆっくり温泉にも浸かれるんです)の楽しみにしましょう(^O^)
 
 
午後7時。キャンプ場に帰着。すぐにお風呂に(^O^)/
 
お風呂で体の芯まで温まったので,そのまま長男のテントの前でしばし宴会(笑)
 
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気持ちよく酔いがまわってきたところで,少し早めの就寝としましょう。
 
明日は,朝からテントを撤収して,三山の最後「那智大社」にお参りをして,渋滞(たぶん)の中,家まで帰らないといけないですからね(笑)
 
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ではでは,おやすみなさ~い。
 
         「熊野三山巡礼 キャンプツーリング(^O^)/ その2」につづく~~~
 
   初日走行距離 : 272.6km
   燃費 : 給油しなかったので不明(笑)
 
 

地酒買い出しツーリング(^O^)/

GWを前に、お酒の買い出しツーリングに行ってきました。

まずは、湖南市の北島酒造さん。
「御代栄」で有名ですよね。

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歴史を感じさせる堂々とした店構えです。

こちらでお酒のことをいろいろ質問していると、商品のことに詳しい女性(女将さんって言うのかな?)が出てこられて「御代栄は昔ながらの伝統的な造り方を守っているお酒で安定した味です。でも北島シリーズはいろいろと挑戦しているお酒なんです。だから、ワインみたいに年によって味に違いがあったりするんですよ」とのこと。

ってことで、「北島」と御代栄シリーズの「太陽の一滴」を購入(^O^)/

帰りに「試飲用に」と言って小瓶を1本プレゼントしてくださいました。
ありがとうございました😊


次は、草津市の古川酒造さんへ(^O^)/

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こちらは小さなお店です。

入って少しすると、ご主人が「いらっしゃいませ!」って駆け込んで来られました(笑)

こちらでもお酒の違いを質問したところ「『天井川』の大吟醸はあっさりした味で、純米吟醸コシヒカリやみずかがみで造ったものは、あっさり気味の味で特に女性に人気があります。一方、吟吹雪で造ったものは濃厚で、お酒好きな人によく飲まれます」とのこと。

で、迷わず吟吹雪の純米吟醸を購入(^O^)/


さあさあ、これでGWはゆっくりまったり味わいまくれるなあ~~~🤗🤗🤗

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でもでも、実はGWは仕事なので、あまり深酒はできないのです(^_^;)

飯道山から信楽へ 山歩き&プチツーリング

約1年ぶりの山歩き。
とりあえず足慣らしに……と、甲賀市の飯道山へ⛰

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………1年のブランクを甘く見てました(^_^;)
息は上がるわ、反対に足は上がらないわ……

でもでも、木立とクマザサの中を歩くのは本当に気持ちいい(^O^)

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山頂では、満開のアセビの花がお出迎え。

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眺望も堪能して、すっきりリフレッシュ完了🤗


下山後は、信楽の大戸川沿いの桜並木へ。

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少し満開は過ぎてましたが、まだまだ綺麗でしたよ。

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すぐ近くを信楽高原鉄道が走っていたので、せっかくなので、1枚パチリ📷

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向かって左側が「勅旨駅」です(^O^)/

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ではでは、今回は、以上! です(笑)

安濃ダムと錫杖湖へ! プチツーリング(^O^)/

3月最初の土曜日。
朝日が眩しい。

ほんと、春~~~! って感じです。

てことで、今日は朝から、買い出しのついでに、国道1号線をダァー!っと関まで走って、ちょいと安濃ダムと錫杖湖に寄り道していこうということで、8時半に自宅を出発しました。

関。
そう「関宿」で有名ですよね。
そこから西に向かって行きます。

途中、白とピンクの梅の花が目に入ってきたので、思わずストップ。

青さん(GSR250S)と記念写真😁

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いい色だ(^O^)

「長徳寺の龍王桜」と書かれていますが、咲いてるのは梅の花😅

右の方に少しだけ写っているのが、その桜のようです。
桜🌸の時期にもう一度来てみたいですね。

そこから少し行くと、

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安濃ダムが見えてきました(^O^)/

ダムの上まで走ると、静かな水面が広がる「錫杖湖」に到着😊

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気持ちいい風が吹き渡っていきます。

でも~、でもでも~、花粉症の私には、悪魔のような、あの「花粉」を運んでくる風でもあります。

早速、先程から鼻がムズムズ、目はかゆかゆ。
そそくさと退散した方が良さそうです。

では、本日の本当の目的地に向かいます。


で、約1時間で到着(^O^)/

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青山町の「若戎酒造」さん🤗

最近ここの純米酒「義左衛門」にどっぷりハマってしまってます。

買い出しも今日で3回目(o^^o)

本日は四合瓶を2本GET😁

今夜はこいつで花粉症と戦うぞ~(笑)

ついに沖縄を走ったぜ(^O^)/

私は寒がりです。

正真正銘徹頭徹尾終始一貫全身全霊前代未聞の寒がりです。
前世は爬虫類だったんじゃないかと思えるくらい、気温が低いと動きが緩慢になります💦

そんな私が沖縄の石垣島に現実逃避✈

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極楽の三日間でした😊

沖縄県に来るのは初めてで、ついにこれで47都道府県訪問達成になりました(^O^)/

それにしても、南の島は、日なたでは汗ばむほどの陽気で、やっぱり寒いより、暖かい方が幸せを強く感じる気がして、顔が緩みっぱなし、笑いが止まらない(笑)

石垣島竹富島小浜島を巡ったのですが、せっかくなので、小浜島はバイクでミニミニツーリングに挑戦しました。

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今回は、長男がプロデュースしてくれたので、楽々旅行でしたよ~

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NHKの朝ドラ「ちゅらさん」で有名になった「シュガーロード」も走りました😊
ただのおっちゃんがバイクで走ってきてるみたい(笑)

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長男と長女のタンデム🏍
映画のワンシーンのような写真になりました😊
バカなことをやらかして、トラックに追いかけられてるヤンキーって感じですね(笑)

お昼は、八重山そば🤤

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これは、初日の石垣島の明石食堂の八重山そば
人気店なので、1時間並びました💦

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南の島のビーチは、ホントに美しい!!

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南の島の夕日も美しい!!!

ってことで、ツーリングで走ったところも、これで29道府県めとなりました。
相棒は青さんじゃなくて、レンタルバイクだしスクーターだし125ccだったけど、まあ、ツーリングはツーリングだし、これはこれで、よし!としましょう(笑)

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3日目は朝から初夏の陽気🌞でした。
寒い寒い関西には帰りたくないー(笑)

また来たい😁😁😁

グリップヒーター装着⇨⇨⇨めっちゃ快適(^O^)/

ずっとずっと、3年くらい前から、どうしようかな~って迷っていたグリップヒーターを、遂に装着しました。

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自分で巻きつけるタイプで、amazonで1800円でした。
もう少し安いのもあったのですが、プライムを使うと翌日には到着するということで、こいつに決めました。

寒い日が続くので、買うと決めた以上、少しでも早く欲しかったですからね。

実は以前から、ハンドルカバーは着けていたのですが、どうしても指先が冷えて、冬場のツーリングは、指先の痛さとの戦いでした。

そこで今回、グリップヒーターを追加することで、一気に手指の冷たさを解消してやろうと目論見んだわけです🤗

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こちらのハンドルカバーも、amazonで購入したOSSの品で、1500円くらいだったと思います。

で、早速片道1時間弱、往復2時間ほど走ってみました。

効果はてきめんですね😁
めっちゃ温かい♨
グリップに触れていない指先は流石に冷たくなりますが、握り方を変えて冷えた箇所をグリップに押し当ててやると、すぐに暖かくなります。

途中、冷たい雨にも降られましたが、人工皮革風のハンドルカバーが雨を弾いてくれて、そして中のグリップヒーターはぬっくぬくで、本当に快適でしたよ(^O^)。

値段が値段なので、耐久性には???って感じですが、このくらい効果があるなら、来シーズンにはグリップごと交換してもいいかなって思いましたよ。

さあ、これで、今年は厳寒ツーリングにも挑戦!

でも、元々、寒さにはめっちゃ弱いから、どうなることやら~~~(笑)