R477号 京都花背から京北「灰屋の滝」新緑の森林浴ミニミニツーリング(^O^)/
今年のゴールデンウイークは、盛り上がってますね。
京都市内も人でいっぱいです。
私は今年もGWは普通に仕事ですが、今日5月3日は「公休日」を与えていただけたので、青空の下、新緑の森林浴ツーリングに出かけてきました(^O^)/
途中トンネルを過ぎたところの気温表示板には「4℃」の表示が・・・。
12月頃の気温ですね。
どおりで、グローブの中の指先が冷えてじんじんしているはずです。
坂を下って、小出石の交差点で右折し、R477号に入ります。
クルマには「酷な」箇所もありますが、バイクであれば、快適というか楽しい!道が続きます。
しばらくは、センターラインがある2車線の道を、緩やかなカーブに身を任せながら、少しずつ上って行きます。
と、「この先、離合困難」の表示のところから突然1車線道路になり、急こう配、急カーブの「酷道ゾーン」に突入します。
でも、青さん(GSR250S)は全然へっちゃら(^O^)
3速に入れっぱなしで、ずんずん上っていきます。
いくつかのヘアピンカーブをやり過ごすと「前ヶ畑峠」に到着。
ここから、百井の集落に向けて下って行きます。
下りきると三叉路に。
右は、大見・尾越の集落への道です。
こちらのコースも面白いのですが、今日は左、「鞍馬」の方へ向かいます。
ここまででも結構道幅は狭いのですが、ここを左に進むとすぐに・・・
いきなり道幅が半分、完全1車線になります。
距離は500mほどですが、右は山、左は3~5mくらい下に田んぼ。
当然ガードレールなどない中の1車線の道を行かなければなりません。
まあ途中に数か所、離合ポイントがあるので、早めに対向車を見つけて、そこで待機していれば、全然問題ありません。
って、まあ何度も言いますが、バイクにとっては、関係のない話ですが・・・。
ちなみに、このあたりをよく走る方々のマナーとしては、無理に突っ込んで行かずに相手に道を譲る、自分より速いクルマが後ろに付いたら早めに道を譲るなど、お互いに嫌な思いをしたり、困ったりすることがないようにされているのが、すごいと思います。
それだけに、お互いに無理に突っ込んでしまい、ぎりぎりのところをトロトロとすれ違ってるクルマや、超ノロノロ運転なのに後続車に道を譲らないクルマなどを見かけると「まだここに来るのは早いよ。もう少し修行をしてからいらっしゃい」と言いたくなりますね。
さて、ここを過ぎると、百井のキャンプ場に突き当たります。
ここを左に回り込んでいくと、いよいよ百井峠に続く上りになります。
出だしのあたりは少し路面が荒れていますが、少し行くと昨年再舗装されたきれいな路面になって、とても走りやすくなります。
杉木立の間を抜けてくる朝の光がとても清々しく感じられます。
この道を一気に上ると、
「百井峠」です。
ここから、右に左にとカーブを切りながら、緩やかに下っていきます。
峠から少し行った先にある「地蔵堂」です。
緩やかな下りは、ここで終わり(^O^)/
ここから右へとめっちゃ急な下り坂になります。
写真ではわかりにくいですが、かなり急です。
クルマの場合は、この最初の部分は、離合もできませんので、前方をよく確認の上「エイヤ!」と突入してください(笑)。
この最初の部分を乗り切れば、ところどころ離合ポイントがあるので、対向車が来ても大丈夫です。
坂を下りきって小さな橋を渡ると、有名な「百井わかれ」の三叉路です。
青さんの後ろに見える右側の道路が今走ってきた道(R477号)で、R477号は、ここでグイっと急角度で右折をして、左に見えている坂を登って行きます。
画面手前の方に下っていくと、鞍馬の集落を抜けて京都市内に入ります。
ここは、グイっと右折をして、R477号を「花背峠」に向かいます。
百井峠の道よりは、少し道幅も広がって走りやすくなりますが、クルマの通行量も増えますし、スピードを出すクルマも多いので、逆に危険度は増すように感じます。
事実、ここから花背峠の間ではクルマどおしの事故が結構多いです。
気を付けましょう。
花背峠到着です(^O^)
ここの気温は「6℃」。
やっぱり寒いです(-_-;)
ここからは下りですが、道幅も2車線程度に広がり、杉木立の間をとても気持ちよく走ることができます。
坂を下りきると、別所の集落です。集落内は道幅が狭くなります。
集落を抜けると、またまた快走路になります。
5kmほど進むと、大きなメタセコイヤの木が見えてきます。
大布施の集落です。
メタセコイヤの新緑がきれいですね。
この橋は「かいかはし」というそうです。
橋の上からは、新緑に囲まれた「これぞ日本のふるさと」というような景色が広がります。
いいっすね~(^O^)
橋を渡って左折します。
4kmほど進んで、草原という集落で左折、上黒田貴船線(府道361号)に入ります。
橋を渡ると、道路沿いにところどころ「青もみじ」が楽しめるようになってきます。
新緑の中、森林浴で深呼吸~
たっぷりのフィトンチッドを体内に取り込みましょう!
やっぱり私は、紅葉よりも青もみじの方が好きです。
府道361号に入って4kmほど進むと、ゴウゴウと水の音が聞こえ、眼下に滝が見えてきました。
ここが本日の最終目的地「灰屋の滝」です。
道幅が狭いので「どこにバイクを停めようかな?」と探しながら進むと、
「灰屋林道記念碑」があり、その前が少し広くなっています。
ここにバイクを置いて徒歩で灰屋滝に向かうことにします。
が、ここから川の方を除くと、急な崖になっていて、降りれそうにありません。
仕方がないので、少し道路を戻っていくと、滝つぼのほうに続いている踏み跡を発見。
その先には・・・
大きな滝ではありませんが、水量が豊富なせいか、大きな滝つぼを持っています。
水も澄んでいて、とてもきれいです。
滝の後ろには大きな堰堤があって、堰堤壁の排水口から滝のように水が流れ出しています。
この堰堤は灰屋滝とは関係ないのですが、苔むした堰堤壁が周りの風景と一体化していて、一種「ジブリ的」な雰囲気を醸し出していて、いい感じです。
いいですね(^O^)
ここでは、たくさんのマイナスイオンを体内に取り込んで、リフレッシュしたいと思います。
道路に戻る途中で、ゼンマイを発見。
もうだいぶ大きくなっていますね。
バイクのところに戻って、あとはこの道を下っていくだけです。
が、この道が「狭隘」「急坂」「急カーブ」に加えて「落石」「落ち葉」「穴ぼこ」がやたらと多くて、R477号は「酷道」とは言われていてもやはり「国道」なんだと思えるような、本当に「酷」な府道でした。
こういった落石がずっと続いていて、場所によっては落石帯というのでしょうか、帯状に連なった多数の落石が道路を横断しているような状況もありましたよ(苦笑)。
で、なんとかかんとか貴船まで下って来たところ、狭い道路に入り込んできた観光のクルマたちが離合できずに立ち往生していたり、その間を徒歩の観光客がすり抜けていったりと、バイクにとっては走りにくさMAXの状況に!
でまあ、それでもなんとかそこも潜り抜け、やっとこさ京都市内に戻ってきて、本日のミニミニツーリングは終了となりました(^O^)/
これから、ツーリングに最適な季節になります。
近場でもまだまだ楽しめるところがありそうなので、どんどん走りに行きたいですね。