オートバイ総記(青とウロウロ)

青さん(GSR250S)との極上の日々(^O^)/を不定期に綴っています。

端っこ旅⑨ 本州最南端「潮岬」ツーリング 2日目(^O^)/

7月11日(月)

今日は朝からいいお天気です。

ホテルの部屋の窓からは、串本大橋がきれいに見えています。

昨日は、午前中は雨が降ったりやんだりの不安定なお天気で、レインスーツを着たり脱いだり、濡れてる路面にビビりながら走ったりで、思いのほか時間がかかってしまった感が否めません。

今日は、青空の下、気持ちよく帰路のスタートが切れそうです。

お天気が急変しないことを願いながら、8時40分にホテルを出発しました。

 

8時50分、道の駅「くしもと橋杭岩」に到着(^^)/

駐車場に青さん(GSR250S)を停めると、目の前には青空をバックに、様々な形をした大きな岩が一列に並んだ、不思議な光景が広がっています。

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はるか以前にクルマで前を通ったことはあるのですが、こうしてゆっくりと橋杭岩を見学するのは初めてです。

潮が引いているせいか、すぐ近くまで歩いて行けそうな感じです。

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串本の市街地ではお土産屋さんが見当たらなかったので、とりあえずこの道の駅で職場用のお土産を物色することにします。

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店内は結構広くて、南紀ならではの海産物や梅関係のものもたくさん並んでいます。

お菓子もいろいろとあって悩みましたが、「みかんだんご」なるものを購入(^O^)

では、だんだんと人も増えてきたので、次に向かうことにします。

これからこのまま海沿いにR42を走って、那智勝浦を目指します。

那智勝浦に立ち寄る目的は、これ↓↓↓

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木下水産物(株)の「まぐろの無人販売所」です(^O^)/

勝浦漁港は、まぐろの水揚げで有名なのですが、特に近海モノのまぐろは漁船内で冷凍保存せずに冷蔵のまま(生のまま)漁港に運ばれてくるそうです。

そういった生まぐろは「もちもち生まぐろ」として、冷凍ものにはない独特のもちもち感が味わえると大変人気があるらしいんです。

そして、その「もちもち生まぐろ」をゲットできる場所として、勝浦市内には何か所も「まぐろ無人販売所」があるんです。

ここ木下水産物さんの無人販売所は、まぐろの加工場に隣接しており、新鮮な生マグロの「中落ち」や「切り落とし」などが、1パック200円からで販売されています。

驚きなのは、無人販売所ということで本当に店内にはお店の人がおらず、自分で店内に設置された料金箱に自己申告でお金を入れて帰るというシステム!!

なんか、いいですよね〜

お手軽だし、明快だし、何よりお店側の「絶対美味しいよ。ずるいこと考えられなくなるくらい美味しいよ」っていう心意気みたいなものが感じられて、そういう意味でも得をした気分になりますね。

ブロックの量り売りもありますし、なにかわからないことがあればインターホンで店員さんを呼ぶこともできます。

私がいた15分くらいの間にもひっきりなしにお客さんが来てましたので、ずるいことはできそうにないですし、たまたまお店に出てきた店員さんはそのままお客さんの対応を続けることになって、結局「無人」じゃなくなってしまってましたが(笑)

ということで、生まぐろの切り落としと中落ちを計10パック購入。

今日の夕食が楽しみです(^O^)

実は、当初の計画では、このあと勝浦市内で昼食をとって帰るつもりでしたが、予定より早く出発したこともあって、まだ10時を少し回ったところです。

行きたいなあと思っていたお店の開店は11時です。

悩むところですが、昨日のペースを考えると少しでも先に進んだ方がいいような気がします。

いいまぐろがゲットできましたし、帰り道に次男の家に寄って、いくらかおすそ分けして行きたいので、ここはグッと我慢をして、帰路に就くことにします。

とはいえ、高速をビューっとでは面白くありません。

走りは楽しみたいので、奈良の山道くねくねのルートを選択。

R42で新宮まで行き、R168で熊野川沿いを遡ります。

目の前にそびえる熊野の山の間から滔々と流れくる熊野川は、本当に神聖な気分にさせてくれます。

「この上流に神様がおられる」と感じた古人の気持ちがわかります。

北山川が熊野川と合流する交差点を右折し、今度は北山川沿いのR169を進みます。

このあたりからは、熊野川沿いと雰囲気が変わってきます。

北山川の渓谷「瀞峡」です。

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ほどなく、道の駅「おくとろ」に到着(^O^)/

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一帯には、温泉施設やグラウンド、キャンプ場なども併設されていて、道の駅はその中の施設のひとつのようです。

それだけに、普段よく目にする地域の特産物が所狭しと並んでいる道の駅とは少し趣きが違います。

ここでトイレを済ませて水分補給を行ってからリスタート。

R169を少し進んで左折すると、「不動トンネル」を通るショートカットコースになります。再びR169に戻り、池原ダムを通過。

そのままR169をどんどん北上していくと、道はいくつかのトンネルを繋ぎながら大きな360°ループになっています。

トンネルを出たり入ったりしながらぐるっと回っていく感じがおもしろい〜(笑)

で最後のトンネルを抜けると大迫ダム。

更に北上して大滝ダム通過、宮滝の三叉路で右折。

ここで、R169にお別れを告げて、R370を北上。

大宇陀から榛原に入り、R165で伊賀の次男宅に立ち寄り、生まぐろをおすそ分けして、午後6時、無事に自宅に帰りつきました。

 

なんか今日は、写真が少ないですね。文字ばっかりです(;^_^A

奈良の山道が、くねくねしててとても楽しくて、バイクを停めて写真を撮るタイミングがなかったせいもあるのですが、正直なところ、道路工事がやたらと多くて、片側通行や工事車両との離合などで思うような撮影ポイントに停められなかったせいもあります。

それから、これはよく利用される方にとっては当然!って感じなのかもしれませんが、「奈良の山道はやたらとトンネルが多い!」です。

しかも、そのトンネルが暗くて狭いものが多いんです。

これらの道をよく利用される方にとっては慣れたものかもしれませんが、私にとっては、結構な恐怖体験でしたよ。

青さん(GSR250S)のライトは、ハロゲンの単眼で、決して明るいとは言えないものです。

更にトンネル内の路面はだいたい濡れていて、ライトが当たっているのかどうかもよくわからないんです。

しかも、道幅が狭い(きちんとセンターラインのあるトンネルもありますよ)ので、前から大型のトラックやダンプが来たら、もうどこをどう走ったらいいかわからなくなってしまいます。

ほんと、何回か「やばい!」っていう瞬間がありました。

そういう時は、ただただ低速でキープレフトを維持し、あくまで対向車に通過してもらうという気持ちでやり過ごしました(笑)

でもまあ、それを除けばクルマの通行量も多くないですし、のんびりバイクで走るには、最高に楽しかったです。

これから何度か走りに行って慣れてくれば、そんなトンネルも含めて奈良の道を楽しめるようになれるのではないかと思っています。

 

で、最後に、買って帰った「もちもち生まぐろ」ですが、半分は自宅にキープしてあったいただきものの大吟醸とともに味わい、残りの半分は、たっぷりとごはんの上に盛り付けて、お醤油をさらりと回し掛け、がつがつと一気にいただきました。

長旅でゲットしたまぐろ、本当にもちもちしてて、めっちゃおいしかったです。

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本日の走行距離:303.6km

給油量:8.70リットル

燃 費:34.9km/リットル

2日間の総走行距離:636.6km

合計給油量:17.23リットル

燃 費:36.9km/リットル

2日目は、山道くねくねが多かったせいか、はたまた自宅近くが混雑しててのろのろ運転になったせいかわかりませんが、少し燃費が落ちました。

でも、2日間平均で約37km!!!

やっぱり青さんの燃費はすごいです!

ありがとう、青さん!