オートバイ総記(青とウロウロ)

青さん(GSR250S)との極上の日々(^O^)/を不定期に綴っています。

四国4県 一筆書きツーリング(3)


・・・、(2)からの続き。


なので、いきなり始まります(^O^)/








・・・で、思っていた以上に,インカムって楽しいですね(^o^)丿

長男といろんなこと,この後の予定や「青空が広がってきたね」「風が暖かくなってきた」なんてことを話しながらバイクを走らせるのって,ホントに楽しいです。


でも,このインカム、通話をしていると,iPhoneからのナビさんの声を聞くことができないんです。


相変わらず進む道はナビさんに全面的に頼り切っているので,そのお声が聞けないということは,どっち向いて走っていいのか,全くわからない状態で,とても困ったことになります。


そこで、本体のボタン一つで、通話とブルートゥース(ナビさんのお声と繋がっている電波ですね)を切り替えられるようになっているヤツを買ったわけなんですが、このボタンが小さい小さい(^^;;


冬用のゴワゴワグローブでは,どこにボタンがあるのか全くわからない。


停車していてもわからないんだから,走りながらなんて,無理無理!


試しにやってみると,なんと! FMラジオが聞こえてくる始末(>_<)


通話切り替えのボタンより,ラジオをボタンの方が大きくて、ついそっちを押しちゃうんですね。
どうゆうこっちゃ。。。


まあ,愚痴ってても仕方がないので,あらかじめ準備をしておきました。


もう1個、安いブルートゥース受信機とスピーカーを購入し,ヘルメット内に取り付けられるようにしておいたんです。


これが大正解(^O^)/


通話も,ナビさんも,とってもクリアに聞こえます。


まあ、狭いメット内にスピーカーを2セットも取り付けたため,少し圧迫感はありますが,通話やナビに関してはストレスゼロ。快適です(^_-)-☆




そうこうしているうちに,桂浜に到着\(^o^)/

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ド定番の坂本竜馬像(^u^)

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小学生の頃と20代の頃の2回,ここを訪れたことがあるはずですが,なんか記憶と全然違う感じがします。
竜馬ブームもあったので,整備も進んだんでしょうが。。。 こんなんやったっけ?


まあ,それでも人も少なく,ゆっくりと竜馬さんを見ることができました。




と,言っていつまでもゆっくりはしていられません。
今晩のお宿のある天狗高原までは,結構な行程が残っています。


出発しましょう!




ここからは,海沿いを走って,今回のツーリングの目的の一つがある,土佐市に向かいます。




海沿いの県道14号線を走ります。


交通量は,そこそこ多いですが,左手に太平洋が見渡せて,気持ちいいです。


でも,途中から,高い堤防が視界を遮り,海が見えなくなりました(^^;;


そのまま,車の流れに乗って進むと,仁淀川の手前で,県道23号線の分岐になります。


ここで、海沿いに,23号の方へと進むと,仁淀川に架かる「仁淀川河口大橋」を渡ります。


橋上からは,左手には太平洋,右手には仁淀川の広い広い河川敷が見渡せます。


川水が減っているようで,流れは川幅の割に細いものでしたが,深みのある藍色の流れが,滔々と海に流れ込んでいく姿は,さすが仁淀川!って趣きです。


さて,仁淀川を渡ると,目的地はすぐそこです。


と言っても,訪れるのは,小学校以来となります。


事前に住所を確認し,ナビさんにもお願い(入力)してありますが,ちゃんとその場所を認識できるか,私自身の記憶に大きな不安があります。




でもでも…、難なく、到着です(^O^)/

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ここは,私の母方の祖父の実家。


そう今回は,四国にある我が家のルーツを,長男と一緒に訪れてみるというのを,一つのテーマにしていました。


今は,誰も住んでいませんが,時々,親戚の人が手入れにきているようで,想像していたよりはきれいな状態です。


まあ,小学生の頃に何回か連れてきてもらった時に感じていた「なんてきれいで広い家なんだろう」という記憶との格差に,少しショックは感じましたが…。




何枚か記念撮影をして,おぼろげな記憶ですが,長男に,当時の様子を話すこともできたので,出発することにします。

あまりウロウロしていると,こういうご時世ですので,不審者と思われて通報!ってこともないとは言えないですから。


でも,この間,全く人は見かけませんでしたが。。。


現在の時刻は,午後4時20分。


予定では,そろそろ今夜の宿「天狗荘」に到着している時刻です。


そんなときに,まだ80kmも手前にいるとは*1


とりあえず宿に電話を入れます。


私:「5時頃にチェックインと言っていましたが,まだ土佐市内にいますので,少し遅れると思います」


宿:「じゃあ,だいぶ遅くなりますね。お気をつけてどうぞ」


・・・,さすが地元の方,よくわかっておられる。




ここからは,ひたすら宿を目指して走ります。


国道56号線で須崎西まで行き,新荘川の手前で右折,国道197号線に入ります。


そろそろ日が暮れかけてきました。


川沿いの気持ちのいい道で,時間があればもっとゆっくりと楽しみながら走りたい道です。


でも,今はひたすら距離を稼ぐばかりです,残念。


すっかり暗くなった頃,道の駅「布施ケ坂」の看板が!


と,インカムで長男から「ちょっと休もう。トイレも行きたいし」ーと。


そらそうや。もう2時間近く,初めての道を走っています。休憩しましょう。


道の駅「布施ケ坂」で10分ほど休憩。


写真を撮ることも忘れ,早々に出発。


ここからは,宿まで一気に行くぞ!と走り出したところ,ナビさんの体調に異変が・・・。


黙りこんだり,ブブブで不満気な声をあげたりします。


山の中のため,ネット通信が途切れるからのようです。


なので,ここからは,看板と勘を頼りに,暗い夜道を進まなければなりません。


しかも,だんだんと道が狭く,カーブもタイトで数も多くなってきました。


正直,どこをどう走ったのか,よくわかりません。


もうそろそろ到着してもいいのではと思っていると「天狗高原」の案内看板が!


よっしゃあ! もうすぐ到着! と思っていると,ここからがすごい山道!!


ちょうど「暗峠」のような感じですかね。
関西の方はわかっていただけると思いますが・・・。


ギアは、1速か2速で上がっていくしかないような感じの道です。


しかも,ほぼ真っ暗。直前まで,どっちに曲がっているのかわからない。


めっちゃ,怖いです。


長男は「明るかったら,この道,絶対面白いで!」と言いながら,嬉々として進んで行きます。


私は「無茶してこけるなよ」と言いながら,よたよたと彼のテールランプを追いかけるだけです。


そうこうしているうちに,突然,ポン!という感じで天狗荘が出現!


バイク置き場がわからずフロントに尋ねると,屋内のガレージに置かせてもらえるとのこと。
夜露を心配することもないので,とってもありがたいです。
チェックインは,午後6時55分。


めちゃくちゃ遅くなったにも関わらず,フロントの女性は「少し休まれますよね。夕食は7時半頃からでいいですか?」と,少しも嫌な顔をせずに,気遣ってくれます。


遅くからの食事の準備で,スタッフの方も大変なのに,ほんと,申し訳ない。




まあ,とりあえず部屋に入って,荷物を置こう!と,ダラダラずるずると部屋に向かいます。


部屋は,広くてきれいです(^O^)

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って,きれい「だった」が正解ですね(^^;;


部屋に入るやいなや,荷物が散乱して,このありさまです。お恥ずかしい限りです。


ま,気を取り直して,レストランに向かいます。


せっかく高知県に来たので,カツオのたたきがメニューに入っているコースを予約しておきました。

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ははは,写ってないですね。


空きっ腹にいきなりビールを流し込んだものだから,料理が出揃う前にすでにご機嫌状態になってて,あんまり写真も撮ってません(-_-;)


でも,その分,長男とはゆっくり話も出来たし,よかったかな。


なかなか差し向かいで二人っきりで話をすることって,なかったしね。<br>

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幸せな時間でした(^o^)丿<br>


たっぷり飲んで,お腹いっぱいいただきました!


ごちそうさまです(^○^)




部屋に戻る途中,こんなところがありました(^O^)/ 

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国境の町ならぬ,県境のお宿 なんですね。


それでは,部屋に戻って,お風呂に行って,さっさと寝ることにします。


明日も,朝早くから,かなりハードなツーリングになりそうですから・・・。

初日走行距離 493.8km








やっと,ツーリング初日が終了。


続きは,「四国4県 一筆書きツーリング(4)」にて(^O^)/

*1:+_+